みなさんは、「女子大」と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?
女子大に通っている私は、
「人間関係がどろどろしてそうだよね」
「出会いなさそう…」
「友人関係が狭くならない?」
とよく言われます!
しかし、それは大きな間違いです!!
女子高も女子大も通っていた私は、
「そんなことないよ!女子大はいいところだよ!」
と毎回布教活動をしているので、ぜひ最後までお付き合いください!!
女子大ってどんなところ?
女子大を一言で表すと、「自分が生きたい姿でのびのび過ごせる場所」です!
男性がいない分、目線を気にせずに自分の思うままに活動している学生が多いです。
その影響もあり、「自分も自分らしく過ごそう!!」と自分らしさを追求できるのが女子大といえます。
実際に女子大に通っている感想
私は、女子高から受験して女子大に進学しました。
高校生時代は「やっぱり同じ校内に男の子がいて、青春をしたい!!」と思い、共学ばかり受けていましたが、見事に玉砕して併願していた女子大に入学することになりました。
正直、当時は「また女子だけの環境か…」となっていましたが、共学よりも倍の同性の友人ができ、気軽に将来の話や恋愛相談もでき、校内がいつも平和で落ち着いている女子大が良かったです!
女子大ってどんな人が向いている?
女子校を渡り歩いてきた私が、「女子大に向いている人」を考えてみました!
①自立している人
女子高でも、女子大でも文化祭などといった行事を行う際に、進行や裏方まですべての仕事を担うのは女子です!
共学であれば、男子が力仕事や裏方に回って作業をすることが多いかと思いますが、女子大には“女子しかいない”ので必ず誰かが引き受けなければなりません。
そういう意味では、自立していて誰かに頼ることが苦手な女子が女子大には多いイメージがあります。
また、サークルなどの大学内の活動はあまり盛んではないことが多いです。
アルバイトやサークル、ボランティアといった活動を外部でするために、自分の大学には残らず、授業が終わったらすぐに各々の場所に向かう学生が多かったです。
②交友関係を広げたい人・とにかく友達と遊ぶのが大好きな人
共学は経験していないので分かりませんが、女子大は学生数が少ないため別の学部学科であっても友人になれる環境が多々あります。
特に、外国語の必修の講義だと他学部の子と受講するため、交友関係を広げるには非常に良い環境でした。
また、教養科目でも、女子しかいない環境なので気軽に話しかけて友人を作れます。
女子大の良いところ、苦労するところ
良いところ
教授との距離が近い
女子大は男子がいない分、少人数になります。
そのため、教授との距離が近く、講義で聞き逃したことがあっても少人数なので、教授に直接質問したりメールすることのハードルが低いです。
教授にも名前を覚えてもらいやすいので、より学問にも熱が入りますし、教授に頻繁に質問等をして上手く関係構築することで、気軽に将来や日常の相談をすることも可能です!
少人数(の大学が多い)なので、就職活動で手厚く面倒を見てもらえる
良い点は、就職活動のサポートにもあります!
女子大の魅力として“就職率の高さ”を大々的に挙げているところが多いんです。
私の大学では、
- 大学1年生から女性のキャリアプランを意識した講義が必修
- 大学2年生では「ソーシャルマナー」を専門家から直接指導を受けられる講義
- 大学3年生では就職課が頻繁に面接対策を個人面談
などがあり、本当に就職活動を意識した大学生活を送れました!
私が公務員を目指していたときは、公務員試験の面接にも臨機応変に対応してくださり本当に心強かったです!
私は結局就職はせずに大学院へ進学しましたが、これまでの講義のおかげで面接には苦手意識もなく、かなり余裕をもって受けられました!
恋愛相談を気軽にできる
これは本当に、良いところです!!!笑
大学内に好きな人や恋人がいることが共学よりも圧倒的に少ないので、気軽に大学の友人に「これからデートなんだ!」「こういうことがあったんだけど、どう思う?」と相談できます。
同じ大学に好きな人や恋人がいると、周りの目やお互いを知っている人が多くて本音で相談することが難しいですよね。
しかし、女子大だとみんな全力で恋を応援してくれます!!
女子が多いと、気軽にメイクやヘアの相談も出来るので本当に助けられました!!
男子がいないため、どんな服装でも登校できる!
これも、本当に女子大の良いところです!!
女子高から女子だけの環境に浸っていた私からすると、服装や容姿をあまり気にせず登校するのが当たり前でした。
でも、共学だとそういうわけにもいきませんよね。
女子大では誰の目も気にせずに適当な服装で登校してもOKなので、何も気にしないで大学に行けるのは本当に良いです!!
ちなみに、「大学2年生あたりからメイクする意味を見出せずにほぼすっぴんで登校する」は女子大あるあるです笑
実際に私も大学2年生から院生の今でもほぼすっぴんで登校しているので、メイクのために早く起きるということがなくなりました!!
意外と女子大に通っていると言うとモテる…?!
私は、女子大なのでバイト先や合コンで男性と出会っていましたが、なぜか共学にいる友人よりも交際人数が多くなりました…笑
合コンで「〇〇女子大です!」というと必ずと言っていいほど、「女子大良いね!!」となります!
確かに、共学よりも確実に出会いがないため浮気率は少ないですが、出会いや異性を求めている子は共学よりも多い印象です。
そのため、恋愛にがっついている子も多かったりします!
ただ、女子大なので自分から行動しないと出会いがないため、バイト選びや共学の友人のツテはかなり重要になります!!
苦労するところ
出会いを自分で狭めてしまう可能性がある
やはり、女子大に通っている学生は毎日のように出会いを求めるくらい出会いはありません…笑
それは、異性との出会いはもちろんですが他大学の友人も作りづらいと思います。
自分の大学に十分な同性の友人がいるので、「わざわざ他大学のサークルや団体に所属して友人を作らなくても、自分の大学で十分だしなぁ」と思うことが多々あります。
そのため、自分の大学の価値観しか身につかずに社会に出てしまう可能性があります。
様々な価値観と触れ合うためにも、他大学の学生との交流が女子大生には必要だと思います。
社会に出たときに、男性とのかかわり方がわからなくなってしまう可能性がある
女子しかいない環境で4年間過ごすと、同年代の男性たちがどのように生活をしてどのような流行があって、どのような考えをしているのかが全く分からなくなってしまいます。
そのため、社会に出た際に男性と話す場面で「何から話そう…」「そもそも男性と話すのが怖い」となってしまい、自ら男性と話す機会を遠ざけてしまうことが考えられます。
私のようにならないためにも、ぜひ女子大の学生のみなさん!
大学の外に出て、様々な方と交流しましょう!!
最近ではマッチングアプリで出会っている人もたくさんいます。
共学との違い
共学との違いはやはり「女子の友人が多く増えること」でしょう!
そのおかげで得た能力もあります笑
それは、「社会に出てから出会う女性たちの大体の性格が分かる」です。
これは、私が女子高に入ってすぐに女子高出身の先生に言われたことで、当時は「まさか、そんなわけない!笑」と思っていましたが、
本当でした…!!
初対面の女性と話すときにも「あの子に似ているな!」「あの子の性格みたいな感じかな?」と他の友達で似たパターンを見つけることができます。
良い意味では、なんとなく「接し方」が分かり、親しみをもって関われます。
しかし、勝手な想像で接して「この子はこういう接し方が良いのかな?」というようにし続けていると、相手を傷つけてしまう可能性もあります。
そのため、私は過去に出会った友人を参考にしながらも、目の前にいる友人と向き合って新たな視点で話すようにしています!
まとめ
みなさん、ここまで見てきて女子大のイメージが少し変わったのではないでしょうか?
「独特すぎて無理!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「共学で居づらかった私にはぴったり!」と思う方もいらっしゃるかもしれません!
どんな方でも向いている女子大にぜひ、興味を持っていただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!