忙しくて本を読む暇がないんじゃない、本を読まないから時間がないんだ。
『レバレッジ・リーディング』 本田直之
本をあまり読まなない方で、
「毎日残業しないと、仕事が終わらない」
「時間を無駄に使っている気がする」
など、時間が足りないと感じていたりしませんか?
『レバレッジ・リーディング』は、時間を生み出すための多読術の本です。
短時間で何かをするには、その道のプロに教えてもらうことが一番です。
本を読むことで、プロが何年、何十年もかけて得た経験や知識、ノウハウを数時間で学べます。
しかし、ただ本を読むだけでは身につきません。
『レバレッジ・リーディング』には、本に書かれた知識やノウハウを身につける方法が書かれています。
今回は、その方法について簡単に紹介します。
時間に余裕のある生活をしたい人は、ぜひ一度『レバレッジ・リーディング』を手に取ってみてください!
本記事の内容
- レバレッジ・リーディングとは?
- 時間を生み出すための本の読み方
レバレッジ・リーディングとは?
レバレッジ・リーディングとは簡単に言うと、「本を多く読んで効率的に学ぶ」ための方法です。
いろんな本で使えますが、特にビジネス書を読む時に役立ちます。
速く文章を読む「速読」とは違い、多くの本から自分に役立つ必要な部分だけを読む「多読」になります。
そのため、全ての部分が大切な教科書を読む場合には役立ちません。
必要な部分だけ読む多読をすることで、さまざまなメリットがあります。
- 時間をかけずに本の内容を理解できる
- 多くの本から知識・ノウハウを得られる
- 仕事や生活に活かせるようになる
著者の人生経験を短時間で得られるようになれば、読書は最高の自己投資と言えるでしょう。
私は本を読む大切さは知っていたものの、読むのに時間がかかって面倒だったので、あまり読んでませんでした。
「まだ、こんなにあるのか…」って残りのページを見て、テンション下がりながら仕方なく読む感じです。
そんな時にレバレッジ・リーディングを読み、多読の方法を知ることで、本の読み方が変わったんです。
多読を実践することで、本を読む面倒くささがなくなり、「本を読む習慣」と「必要なところだけを短時間で学ぶ力」が身につきました。
時間を生み出すための本の読み方
私がレバレッジ・リーディングを読んで実践している「多読術」について、紹介します。
- 読む目的を明確にする
- 自分にとってやさしい本から読む
- 効率的に学ぶ「カテゴリー集中法」
- 80:20の法則は本にもあてはまる
- メモにして記録に残す
読む目的を明確にする
まず、多読術で大事なのは「目的を明確にしてから本を選ぶこと」です。
ただ適当に本を読んでいたら、何が自分にとって大事な部分なのか分からないからです。
目的を明確にすることで、必要な情報だけが得られます。
例えば、料理に詳しくなりたい!と考えた時は、まずは何を知りたいのかを考えます。
- レシピが知りたいのか
- 切り方や下ごしらえの方法が知りたいのか
- 栄養素ごとの効果や相互作用が知りたいのか
そして、知りたいことに応じた本を選びます。
そうすることで、自分に関係のある本だけを読めるので、無駄がなくなって早く身につきます。
自分にとってやさしい本から読む
知りたい分野について詳しくなければ、やさしい本から読みましょう。
難しくて分厚い本が良い本とは限りません。
また、多読において大事なのは「多くを短時間で吸収していくこと」なので、無理して読み続けるぐらいなら、読まなくて良いです。
まずは、簡単な本から取り掛かって、ある程度理解してから難しい本を読むと吸収が早くなります。
効率的に学ぶ「カテゴリー集中法」
本を読む目的が明確になっている方におすすめしたいのが、カテゴリー集中法です。
カテゴリー集中法とは、知りたいテーマに沿ったジャンルの本を手に入るだけ全部、徹底的に読む方法です。
そうすることで、知りたいテーマで重要な部分(本質)を理解することができます。
手当たり次第に読むことは、もちろん内容に重複があります。
重複は無駄に感じるかもしれませんが、実はその逆で、同じことを書いてあるところこそが「テーマにおける重要なポイント」なんです。
一人の著者の主張では、それは個人的な意見かも知れません。
しかし、それが10人もの人が同じことを言っていれば、それは原理原則に近いと言えるでしょう。
80:20の法則は本にもあてはまる
「80:20の法則」とは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが提唱した法則で、「パレートの法則」とも言われます。
パレートの法則
全体の数値の大部分(80%)は、全体を構成するうちの一部の要素(20%)が生み出しているという理論。
80:20の法則は教科書などの一部を除き、本でもあてはまると著者は述べています。
つまり、「本から得られるリターンの80%は20%を読むだけで得られる」ということです。
1冊の本を1行残らず読まなければ、その本を理解したと言えないわけではなく、重要な20%を読めば80%は理解できます。
本の文章全てがあなたの役に立つことはないので、必要な部分だけをじっくり読み、重要でない説明などは斜め読みで読んでいきましょう。
メモをして記録に残す
自分の中に知識を落とし込む上で、大切なのはメモに残すことです。
読んだだけでは、全てを覚えておくことは不可能です。
読んだときは意識しているかもしれませんが、時間が経つと人は忘れてしまいます。
そのため、どんな形でもいいのでメモに残しましょう。
私は、kindleで読んでいるので、重要なところはマーカーを引いて、アイデアが浮かんだときはメモ機能でメモをしています。
その後、メモが溜まってきたらMacのメモにまとめています。
そして、ジャンルごとに分類して知識・ノウハウを管理しています。
こうすることで、いつでも学んだ大切な教えを見直すことができ、自分の仕事などに意識して取り組んでいます。
レバレッジ・リーディングで読書を習慣にしよう
多読をして生活に活かすには、
- 目的を持って本を選び、
- テーマがあれば集中的に本を読み、
- 大事な部分だけを取り出して、
- メモに残して、繰り返し読む
この4つのサイクルを回すことです。
『レバレッジ・リーディング』では、
本に直接メモを記入する方法や、読む習慣をつけるための方法など、多読に必要な考え方が多く載っているので、気になる方は一度手に取ってみてください!
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