本を読むにしても、どれが良い本なのか分からないし、一つ一つ読んでいたら時間がいくらあっても足りない。
そんな方へ向けて、ジャンル問わずなんでも読む雑食の私が、
- 忙しいビジネスパーソン
- プロの書評が読みたい本好きな人
- 本でみんなと繋がりたい人
の3つに分けて、本の要約・書評サイトを比較してみました!
あなたに合ったサイトを見つけて、まだ出会っていない本たちを迎えにいきましょう!
忙しいビジネスパーソンのための要約・書評サイト4選
日々を忙しく過ごしているが、本から知識やアイデアを得たい。
そんなビジネスパーソンへ向けて、話題の新刊やロングセラーのビジネス書を、プロが厳選して選んでいる4つのサイトを紹介します。
- flier(フライヤー)
- SERENDIP(セレンディップ)
- BOOK-SMART(ブックスマート)
- TOPPOINT(トップポイント)
ビジネスパーソン向けのサイトを比較
- 1ヶ月の追加冊数
- バックナンバーの数
- 要約の文字数
- 料金
この4つの指標で比較してみました。
1ヶ月の追加冊数とバックナンバーの数では、「flier」が頭ひとつ飛び抜けています。
要約の文字数は「TOPPOINT」が一番丁寧に詳しく書かれています。
一方で、できるだけ短時間で要点をつかみたい人にとっては、「SERENDIP」がライトに読めて良さそうです。
料金に関しては、追加冊数とバックナンバーの数が多いサイトになるほど、高くなります。
「flier」のシルバー会員は、バックナンバーを含めて月に5冊までしか読めないので、多くの本を読みたい人はゴールド会員にしましょう。
また、「flier」以外の要約・書評サイトは年間料金になります。
どのサイトも無料体験や資料請求ができるので、一番使いやすいところを選ぶのが良いでしょう。
選ぶポイント
- 月に読む本の数
- 内容の詳しさ重視か、読みやすさ重視か
- 年間か月間か
- 文章や構成の好み
これから、それぞれについて簡単に紹介します。
flier(フライヤー)
「flier」は多忙なビジネスパーソンに向けて作られた、今話題の要約サイトです。
ビジネス本を中心に、実用書や教養などの分野から厳選した「いま読むべき本」を紹介しています。
要約は、各分野に精通したライターが書き、その内容は出版社および著者の承諾を得たものだけ配信しています。
毎月約30冊増えるので、毎日本を読みたい方にもってこいのサービスですね。
気に入った本は、そのまま購入することもできます。
シルバー会員で、30日の無料体験ができるため気軽にお試しできます。
\厳選したビジネス書の要約を毎日配信/
SERENDIP(セレンディップ)
「SERENDIP」はビジネスパーソン8万人が利用している、要約サイトです。
扱うジャンルが幅広く、ビジネス・経済からテクノロジー、文化、政治などあらゆる分野の本を網羅しています。
そのほか、まだ翻訳されていない海外で話題の本も日本語の要約で配信してくれます。
火曜(月曜は不定期)から金曜まで週間配信され、曜日によって配信されるジャンルが異なります。
月:臨時増刊(不定期)
火:新書/文庫
水:新刊書籍
木:海外書籍/雑誌
金:ベストセラー
本の重要部分は原書の文章をそのまま抜き出して構成されており、書評家の主観が入らないので、著者の考えをそのまま受け取れます。
手広く知識をカバーしたい方にとって、役立つサービスです。
BOOK-SMART(ブックスマート)
新刊ビジネス書の要約を毎週配信しているのが「BOOK-SMART」の特徴です。
要約は実際のビジネス経験を積んだスタッフが手掛けており、4000字前後でまとめられています。
紀伊國屋書店の選書フェアなどでも、BOOK-SMARTのスタッフが選書した本で開催された実績もあり、ビジネスパーソン必読の本を紹介しているサイトです。
500以上の書籍も全てWEB上で読むことができ、ジャンル・テーマ、フリーワードの検索に対応しています。
TOPPOINT(トップポイント)
「一冊の本」との出合いが、ビジネスを、人生を、変える。
「TOPPOINT」では、そんな「一読の価値ある新刊書」を毎月100冊もの候補から、厳選した10冊選んで紹介しています。
配信される10冊はWEBでも読めますが、1冊の本として自宅に送られてきます。
1冊につき4ページで要約された、計40ページにおよぶ冊子となっており、要約の他に重要ポイントの解説も書かれた本です。
気に入った本は、書籍注文書で注文でき、わざわざ書店に買いに行く必要はありません。
電子書籍よりも、紙媒体の方が好きな方におすすめのサービスになります。
読むのが苦手な人は「Audible」で聴いて学べる
ビジネス本を読みたいと思っているけど、文字を読むのは面倒だ…。
そんな方には、「本を聴く」という選択肢もあります。
「Audible」では不朽の名作やベストセラー本を、人気俳優や声優・ナレーターなどプロの朗読で聴くことができます。
- 通勤や通学の時間
- ランニングやスポーツジムでの運動中
- ソファでリラックスしながら
月1500円でプライベートのちょっとした時間に、40万冊以上の本を学べます。
プロがまとめた、本好きのための要約・書評サイト7選
ビジネス書以外にも、小説や文芸などあらゆるジャンルの要約・書評が読めるサイトを紹介します!
本当に、本好きでどんなジャンルでも読む雑食な方や、面白そうな本を探したい方は参考にしてください。
- 好書好日(こうしょこうじつ)
- HONZ
- Book Bang
- ALL REVIEWS
- ほんのひきだし
- ダ・ヴィンチニュース
- bookvinegar
まとめて比較してみた
扱っている本のジャンルの数と、エンタメ系かビジネス系かで分けました!
エンタメ系なら、「好書好日」「ダ・ヴィンチニュース」がジャンルも幅広く扱っています。
ビジネス系であれば、「bookvinegar」の一人勝ち状態ですね!
「HONZ」、「ALL REVIEWS」は満遍なく扱っています。
それぞれ特徴が異なるので、好みのところを選んでくださいね。
これから簡単に紹介します!
好書好日(こうしょこうじつ)
「好書好日」は朝日新聞社が運営している、本の情報サイトです。
書評だけでなく、ライフ&カルチャーにも力が入っており、映画や美術、食などの趣味や生活をもっと楽しむための本の紹介をしています。
カテゴリーの分け方が面白く、「味わう」「笑う・泣く」「観る」「恋する」など、感覚や感情で分けられてるんです!
インタビューやコラムなども充実しているので、趣味で本を読む人にとって楽しいサイトとなっています。
HONZ
多くのジャンルを幅広く知りたいのであれば、「HONZ」がおすすめです!
HONZでは、小説、自己啓発、IT技術を除いたジャンル全てを扱っています。
本選びの基準はこの2つを満たすものが選ばれているので、質が高いです。
- 出版から3ヶ月以内の新刊
- 数多くの本から厳選した、読むに値する「おすすめの本」
ビジネスに関しても、本以外に今週のニュースをまとめてくれているので、短時間で主なニュースを知ることができます。
万能型の要約・書評サイトです!
Book Bang(ブックバン)
「Book Bang」は新潮社が運営している、新聞社や出版社が出す書評をまとめた情報サイトです。
新聞社・出版社によって記事の長さが異なるので、書評のクオリティは一定ではなく、満足いかないこともあります。
また、特徴として新潮社が出版している本のレビューが多く、新潮社好きの方にはたまりません!
南沢奈央さんやハライチの岩井勇気さんなど、有名人の連載記事もあるので、書評以外でも楽しめます。
ALL REVIEWS
「ALL REVIEWS」は新聞、週刊誌、月刊誌に発表された書評を再録するサイトです。
エンタメ系はあまりありませんが、それ以外は満遍なく紹介されており、気に入った本はそのまま購入することができます!
一冊一冊の書評がしっかりしているので、書評だけでも内容がある程度わかり、吟味した上で本を選べます。
書評家ごとに記事を読めるため、好きな書評家の本を読みたい方におすすめです。
ほんのひきだし
「ほんのひきだし」は、『人と本や本屋さんとをつなぐ』をコンセプトにしたWEBメディアです。
料理や美容、ファッションなどをまとめた「くらす」
資格やビジネスをまとめた「知る・学ぶ」
映画や小説、コミックなどをまとめた「楽しむ」
これら3つの大きなカテゴリーから構成されています。
主に、エンタメ・ライフスタイルの本を多く扱っているサイトです。
人と本屋をつなぐ、ということで素敵な本屋さんの紹介や、本屋さんのオススメの本なども載っています!
ダ・ヴィンチニュース
「ダ・ヴィンチニュース」はKADOKAWAが運営する、本のニュースサイトです。
KADOKAWAらしくエンタメ色が強いサイトになっているので、読んでいて楽しい気持ちになります。
ダヴィンチニュースでは書評のみならず、4コマ漫画や小説など多彩なジャンルの連載があり、サイトを見ている人に飽きさせない配慮を感じます。
ライトな読書好きにとって、居心地のいいサイトです。
bookvinegar
「bookvinegar」はこれまで紹介したサイトとは違い、ビジネスに特化した要約・書評サイトです。
扱っているジャンルは、「経営・戦略」「時事・政治経済」「マーケティング」「教育・人事」「ノウハウ・個別スキル」「自己啓発・ライフスタイル」の6つになります。
ただただ、シンプルにビジネス本の書評が紹介されているので、ビジネスパーソンや面白いビジネス本を探している人にピッタリのサイトです。
スマホでの表示がとても見やすく、気軽にビジネス本を探すことができます。
みんなで一緒に共有しよう。一般読者と繋がる要約・書評サイト3選
最後に、みんなの書評を見たいし、本好きな人とつながりたい!という方に、要約・書評のコミュ二ティサイトを紹介します!
- 本が好き!
- ブクログ
- 読書メーター
まとめて比較してみた
「どんな目的でコミュニティサイトを使いたいのか」で比較してみました!
それぞれ強みがあるので、使用する目的と合ったところを選ぶと良いと思います。
しっかりした書評を読みたい方
→「本が好き!」
SNSとしての機能を重視したい方、読書の記録を細かく見たい方
→「読書メーター」
サイトのユーザビリティを求める方
→「ブクログ」
それでは、簡単に紹介していきますね。
本が好き!
書評でつながる読書コミュニティと銘打っている「本が好き!」は、書評がどっしりとした1000〜2000字ほどの文章量で書かれているものが多い書評サイトです。
本当に本好きなんだなぁ…と文章からも読み取れる、愛のある人々によってコミュニティが築かれています。
書評を書いたり、書評が他の人に評価されるとポイントが貯まっていき、本がもらえるキャンペーンに応募できたりします。
ブクログ
「ブクログ」は100万人以上の本好きが利用する読書サービスです。
Web上やアプリ内で本棚を作ったり、好きな著者を登録しておくと新刊が出たときに知らせてくれたり、便利な機能が多くあります。
ユーザビリティにもすごくこだわっていて、綺麗なデザインで使いやすいと感じました。
快適な読書ライフを過ごしたい方におすすめです。
読書メーター
「読書メーター」は読んだページ数や本の数など、あなたの読書量をグラフにして記録できるサービスです。
あなたの読んだ本の傾向から、相性のいいユーザーを紹介してくれるので、本の好みが近い人とつながれたり、思わぬ本と出会えたりします。
お気に入り機能でユーザーを登録すると、その人が最近読んだ本などを知ることもできます。
SNSとしての機能が充実して、コミュニケーションがとりやすいのが特徴です。
好きなサイトで本を身近に感じる生活を送ろう
本を読む目的や好みによって、サイトを紹介しました。
あなたに合ったサイトで、快適な読書ライフを過ごしましょう!
【仕事に活かす】
【本を楽しむ】
【本でつながる】
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