求人サイトを見てみると、コンビニやカフェ、単発バイトなど種類が多すぎて迷いますよね。
私はこれまでに居酒屋、塾講師、パチンコ店、単発バイトなど数多くのアルバイトを経験してきました。
その中でも私のイチオシは「個人経営の居酒屋」です!
このバイトは接客や社会人としてのマナーが学べたり、まかないが食べられたりと非常におすすめです!
今回は、私の実体験をもとに、
- アルバイトの中で培われた経験
- 苦労したところ、楽しいところ
などを紹介していきますので、これからアルバイトを探す方はぜひ参考にしてみてください!
私のおすすめのアルバイトは「個人経営の居酒屋」
私は、今までチェーン店の居酒屋を2箇所、個人経営の居酒屋を2箇所で合計5年間してきました。
その中で「個人経営の居酒屋」をおすすめする理由は、
- アットホームな空気感である
- お客様との距離が近い
- シフトの融通がききやすい
- 美味しいまかないが食べられる
などが挙げられます。
個人経営の居酒屋はチェーン店とは異なり、小規模であることが多いのでメンバーが少なく、良好な人間関係を築きやすいです。
また、常連のお客様が多くアットホームな雰囲気で働けるので、接客の経験がない方でもすぐに慣れると思います。
さらに、個人経営の居酒屋はチェーン店に比べてルールが厳しくないので、休暇を取りやすかったり、服装の規定が緩かったりと非常に働きやすかったです。
私のイチオシの点として、ほとんどのお店で美味しいまかないをお腹いっぱい食べられることがあります。
特に一人暮らし方は、せっかくアルバイトで得た給与を食費に使うのは大きな出費となるので、まかないを食べられるのは嬉しいですよね。
「個人経営の居酒屋」の仕事内容はどんな感じ?
仕事内容としては、チェーン店と個人経営のお店で特に変わることがなく、接客業務またはキッチン作業がメインになります。
私が経験したアルバイト先では、面接時に接客かキッチンのどちらが良いか聞かれました。
今回は接客業務の仕事内容に限って紹介していきます。
接客が苦手でも、慣れたら意外とできるようになるので、苦手の克服や経験として接客を選ぶのもいいと思います!
具体的な接客の仕事内容は大きく5つに分けられます。
- 席案内
- オーダーの受注
- 料理の配膳
- テーブルセッティング
- お会計
席案内
「席案内」は来店されたお客様を空いている席まで案内する仕事です。
まずは、研修時にテーブルの位置とテーブル番号(卓番)を覚えることが多いです。
オーダーの受注
「オーダーの受注」は、料理が決まったお客様に伺い、頼まれたメニューを伝票に書くかハンディーと言われる機械に入力します。
オーダーをとって終わりではなく、その後、キッチンにいるスタッフに頼まれた料理を伝えるまでが仕事となります。
研修時は、メニューが覚えられず、オーダーをとるのに時間がかりますが、焦らず、正確に注文をとることが大切です。
料理の配膳
「料理の配膳」は、出来上がった料理をお客様のテーブルに運ぶ仕事です。
トレンチ(トレー)と言われるお盆に料理を数品のせて、一度に運ぶことが多いです。
私自身、慣れていない時はこのトレンチで運ぶことがすごく苦手だったので、慣れるまでは時間がかかってもいいので料理をこぼさないように慎重に確実に運びましょう。
テーブルセッティング
「テーブルセッティング」はお客様がおかえりになった後、
- テーブルにあるグラスや料理の皿をキッチンにある洗い場まで持っていく
- テーブルを綺麗に拭く
- 皿やメニューをセットする
という仕事です。
次のお客様が心地よく過ごせるように、ゴミや汚れをしっかり綺麗に清掃することがポイントとなります。
また、テーブルセッティングの際に片付ける量を減らし、お客様が広々とした空間で食事できるように、オーダー時や空いている時間に使わなくなったお皿やグラスを下げておくこともポイントです。
お会計
「お会計」は、お客様が頼まれた料理の飲食代を精算する仕事です。
間違った精算をしないように十分に注意して行いましょう。
これまで、接客の業務を紹介してきましたが、私が1番大切だと思うのが、「自分がされたい接客をすること」です。
- 笑顔で明るく大きな声で接したり
- スムーズに業務を行ったり
- 「こちらの商品が当店の人気商品になります!」など一言添えたり
など、自分がされて嬉しい接客をすることを意識すれば良いと思います!
「個人経営の居酒屋」での培われた経験・得た教訓
私が経験してきた中で、培われた経験や得た教訓について紹介します。
非常に役に立ったものとして、
- コミュニケーション能力や協調性の大切さ
- 働く上での責任感の持ち方
- 店員さんのありがたさ
があります。
アルバイトで働く上でメンバー同士はもちろん、お客様との円滑なコミュニケーションが求められるので、言葉遣いや丁寧な受け答えが自然と出来るようになります。
また、忙しい時間帯にはやることが多く、「一人では行えない」と感じた際はメンバーに助けを求めて、協力して業務を行うことも非常に大切です。
時には、ミスをしてお客様やメンバーに対して迷惑をかけることもあります。
そんな時は、落ち込むのではなく、「今後同じことが起きないようにするにはどうしたら良いか」と責任感を持って考えるようにしましょう。
「個人経営の居酒屋」の難しい所、楽しい所
私が感じた個人経営ならではの難しい所と楽しい所があるので、紹介します。
難しい所
個人経営の居酒屋の難しい所としては、
- 求人がそもそも見つけにくい
- マニュアルがないところが多い
- 店長やメンバーとの人間関係が大切
などがあります。
いざインターネットで求人を探しても、メンバーの数が少なく入れ替わりも少ないことから、求人数が少ないので他のアルバイトに比べて見つけるまでに時間がかかります。
また、ほとんどのお店でマニュアルがないため、直接メンバーや店長から教えてもらいます。
チェーン店に比べて覚える量は少ないケースが多いですが、接客とキッチンの業務の両方をすることもあるため、お店によって覚える量は異なります。
マニュアルがないため、自由度が高く、お客様からの急な要望に対して自分の頭で考えることが多く求められます。
分からない時は、店長に相談することが1番ですが、多少は自分自身で解決する必要があるため、少し大変だと感じるかもしれません。
また、私はありませんでしたが、アットホームな職場とは裏腹に、店長やメンバーとの人間関係がうまくいかないと苦労する可能性があります。
楽しい所
個人経営の居酒屋の楽しい所としては、
- 常連のお客様と仲良くなれる
- 意見が反映されやすい
- 店長やメンバーと仲良くなれる
などがあります。
私が美容院に行った日に働いていると常連のお客様から「〜君、髪切ってかっこよくなったね」と言われるなどが頻繁にありました。
また、ルールや規則が少ないため、「こうした方が効率が良いのではないか」と提案すると、すぐに採用されることも珍しくありません。
業務の効率化を自ら行える点が働きがいを感じられて、楽しかったです。
メンバーが少ないので、仲良くなりやすく、プライベートでも遊ぶ仲になることがよくあります。
個人経営の居酒屋はアルバイト初心者にもおすすめ
今回は、「個人経営の居酒屋」のアルバイトについて私の実体験をもとに紹介しました。
「個人経営の居酒屋」はアルバイト初心者の方にもおすすめなので、今回の記事を読んで興味を持った方はぜひ応募してみてください!