学生の頃は、
「なんで英語なんて勉強しないといけないんだよ…」
「別に英語が話せなくても生活には困らないし、普段も使わないし」
って思ってました。それは大学院に行っても変わりませんでした。
大学院では、研究の論文は基本英語で書かれているものが多いですし、研究も英語で発表しないといけなかったので、仕方なく勉強してました。
でも、「別に社会では要らなくない?ある程度は分かるし」って思ってて、
英語に力を入れようとは考えてなかったんですよね。
- 文章から「言いたいこと」ぐらいは分かる
- どうしても分からないことはGoogle翻訳で解決
- 発表も原稿を考えて暗記しておけばできる
- 道を聞かれてもボディランゲージと簡単な英語で伝わる
英語苦手だとしても、これぐらいはなんとかできるんです。ちゃんとは出来ていなかったかもしれませんが、やり過ごすことはできます。
「英語はいらないな」っていうのが正直な感想でした。
そして、社会人(製薬研究者)になりました。
社会人になると、これからの人生のことを考え始めました。
- もっと多くの人を病気から救いたいなぁ
- 新しい技術を生み出すために起業したいなぁ
- 起業に向けてマーケティングや事業戦略を学ぶために転職したいなぁ
- お金がもっと欲しいなぁ
どうすればこれらの目標を叶えることができるんだろう?って色んな方法を考えて、計画していると、
「あれ?英語ってかなり便利だし、必要ないというよりむしろ必須じゃない??」
という結論に至りました。
真剣に何かをやろうとするほど、英語のスキルが欲しくなってくるんです。
本記事のテーマ
- 何かを本気でやりたいなら「英語は無くてはならないスキル」である。
この記事では、このテーマについて私の考えを述べます。
なぜ本気でやるなら「英語は必要」なのか?
英語ができないと壁にぶち当たるからです。
例えば、研究者となって新しい技術を生み出したい場合。
技術を生み出すためには、世界中の最新の研究について調べて、今はどの領域の分野が明らかになっていないのかを知る必要があります。
その情報となる論文や雑誌は基本的に英語で書かれています。
世界中の研究者とコミュニケーションを取るにも英語ですし、画期的な発見をしたら論文にして世界に知らせないといけませんが、有名な雑誌は基本的に英語なので、英語で論文を書かなければいけません。
くしくも、英語力がないと井の中の蛙で終わってしまうんです。
リチウムイオン電池でノーベル賞を受賞した吉野彰先生や、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥先生も世界を牽引する研究者ですが、みなさん英語で論文を書いて、それを認められたため有名になっているんです。
それと同じように、野球でもさらに上のレベルに挑戦したい人はメジャーリーグへ行きますし、スポーツ選手だけでなく、デザイナーでも料理人でも落語家ですらも英語を使って仕事をしている人がいます。
「本気でやるなら英語が必要」
というのは、何かを突き詰めるには世界中の情報が必要になり、より多くの人を喜ばせたいなら世界に飛び立たないといけないことなんです。
これから、何か大きな目標を達成したい人は英語の勉強をしておくといいと思います。
英語ができると、目標に近づいていきます!
- お金が手っ取り早く稼げる
- 世界のトップを知ることができる
- 最新情報が手に入る
- 世界中の人とコミュニケーションをとることができる
- 暮らす場所を選ばなくなる
これから一つずつ紹介します!
お金が手っ取り早く稼げる
本気でお金を稼ぎたいなら、誰でも出来るようになる英語を覚えるのが手っ取り早いです。
英語は言語なので、誰でもできるようになります。日本語だってできたでしょ?
なら大丈夫です。素質はあります。
話を戻して、なぜお金が稼げるのか?
それは「英語を話せる日本人が貴重な存在」だからです。
英語が話せるだけで、価値が生まれます。なので、稼げるんです。
ただのビジネスマンなんて山ほどいます。
でも、「英語ができるビジネスマン」はなかなかいません。
英語ができるだけで、日本だけじゃなく世界と取引できる人材になるんです。世界を相手にする会社にとって貴重な人材になるんです。
そりゃあ年収上がりますよ。
このグラフは、キャリアインデックスによって調査された「年収別で英語ができる人の割合」です。
調査によると、
年収700万以上の人の48.3%、およそ2人に1人は英語ができます。
私は、私立大学から旧帝大の大学院へ進学しましたが、私大で英語話せる人はほぼいませんでした。
しかし、国立の大学院ではみんなある程度英語は話せましたし、読めていました。
そのことからも、年収と英語力には相関があると思います。
世界のトップを知ることができる
英語が使えると世界のトップを知ることができます。
「製薬企業の売上世界ランキング」をみてみましょう。
9位の武田薬品工業以外は海外の企業です。武田も外資みたいなもんですけど。
何かを本気でやるのなら、世界のトップを知ることが大事です。トップでしか学べない経験があるはずなので。
ITの最先端を知るなら、Googleやappleに入るのがいいように。
製薬の最先端ならロシュに入るのがいいです。
英語ができれば、「世界最先端を走る企業」で働くチャンスを得ることができます。
最新の情報が手に入る
情報は常にアンテナを張って新しいものをキャッチしていかないと、いいアイデアや画期的な技術を生み出せません。
情報を集めずに自分の頭の中だけでユニークなアイデアを思いついても、すでにそのアイデアは実現されていることも。
最新の情報は英語が使えると、簡単に手に入れられるようになります。
流行などは、海外で始まって、日本に来ることが多いです。
instagramも2010年にリリースされてから1年後の2011年には1000万人以上の人が使ってました。
日本に来たのは2014年のことで、その頃にはすでに2億人以上の人が使っていたんです。
流行などをいち早くキャッチするためには、海外から情報が集められるようになることが大事です。
研究の分野でも、最新の研究発表は海外の論文で発表されることが多くなります。
そのため、英語が使えると世界の最新情報が手に入れやすくなります。
15億人とコミュニケーションが取れるようになる
英語が使える人口を知っていますか?15億人です。
地球上の5人に1人は英語を話せます。
日本語だけでは1億3千万人ほどの人にしか伝えられません。
あなたの本気で取り組んでいるものが日本で受け入れられなかったとしても、英語を使えるだけで15億人の人にも伝えることができます。
その中には、あなたの取り組みを素晴らしいと称賛して協力してくれる人もいるはずです。
単純計算ですけど、英語が使えるだけであなたの可能性は10倍以上に跳ね上がるんです。
本気で成功したいなら、英語はできた方がいいです。
暮らす場所を選ばなくなる
海外で不自由なく暮らしたいのであれば、英語は覚えておいた方がいいでしょう。
もし、あなたがPC1つで稼げるようなプログラマーやライター、イラストレーターなどの場合。
日本で住んでいるよりも、海外で住む方がよりリッチな暮らしができることがあります。
日本の都会(東京・大阪など)で普通に一人暮らしをすると、1Kである程度自炊をしていても月15万ぐらいはかかります。
それが、フィリピンになると月15万円ほどで24時間警備付きでプールやジム併設の高級コドミニアム住まいで毎日レストランで食事ができるそうです。
物価の差は縮まってきたとはいえ、まだ安く住むことができるんですね。
または、何か1つのスキルを極めるために、仕事を辞めて熱中したい人も、日本よりも海外の方が物価が安い分長く取り組めるでしょう。
同じフィリピンでも、地方都市で贅沢しなければ月7万円ほどで暮らせるそうです。
フィリピンは第二言語が英語なので、大体の人に通じます。
安さ以外でも、暮らす場所を選ばないということは、世界中の企業に就職することができるのは大きなメリットです。
最新のデザインを学ぶために海外のデザイン会社に就職することもできます。
日本語しかできないから、海外にしかない魅力的な会社を諦めるなんて悔しいじゃないですか。
可能性を広げるためにも、英語を覚えると役に立ちます。
私と一緒に英語を勉強して、本気で人生を変えよう
「本気で何かをやるなら英語が必要」
というのは、
英語ができると自分の可能性がものすごく広がる。
ということなんです。
もちろん、英語ができなくても成功する人はいます。
本気で取り組むなら成功したいじゃないですか。その可能性が1%でも高まるなら、英語学ぶべきだと思うんです。
私もTOEIC900点をとることに今取り組んでいます。
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TOEIC900点まで頑張る私の物語
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よかったら、一緒に勉強しませんか!
そして、お互いに成功するために頑張りましょう!