院生のみなさんは理系大学院生で、就活をするにあたって、
「インターンには参加した方がいいの?」
「院生は何社くらいインターンに行くのか」
と疑問に思ったことはありませんか?
どうしてもネットでインターンのことを調べても普通の大学生向けで、理系院生向けに書かれていないことが多いです。
そこで今回は、実際にコロナ就活を経験した院生の私が、「院生のインターン事情」について紹介していきます!
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院生はインターンに何社くらい行くのか
では、院生はインターンに何社ほど参加すべきなのでしょうか。
ズバリ「3社以上」です。
3社以上参加することで、「どっちの会社が良かった」という○×ではなく、「会社ごとの長所・短所」の比較ができるようになります。
2社以下だと、良かったと感じた会社の、悪い点が見えづらいです。
インターンは本選考に向けて、
「自分はどんな業界や、仕事が向いているんだろう」
と、自分に向き合う機会です。
まだ自分にどれが合ってるかを探る段階なので、そこで比較する会社が少なければ少ないほど、今後の就活の業界や業種の幅が狭まってしまいます。
会社説明会を5回受けるよりも、インターン1回参加する方が、その会社や業種について詳しく知れます。
もちろん、研究活動に比較的余裕があるのであれば、参加すればするほど効果は大きいです。
ちなみにマイナビの調査(2022)によると、全国の理系大学生のインターン参加率平均は「4.5社」となっています。
インターン先の選び方
続いてインターン先の企業を選び方を紹介します。
インターンでは、仕事に求めていること、働く上で大事にしたいことなどを明らかにして臨むことが重要です。
ただなんとなくでインターンシップを参加してしまっては、とてももったいないです。
今後の自分の人生を決める大切な時間ですから、せっかく参加するなら学びや気づきが多くあった方が良いですよね。
私は、インターン先を選ぶ上で4つのことを意識していました。
- 自分のやりたいこと
- 会社で自分ができること
- 会社の雰囲気
- 譲れないこと
自分のやりたいこと
まず、やりたいことです。
社会人になってやりたいこと、叶えたいことができるかどうか調べてみましょう。
やりたいことによっては夢物語のように感じてしまうかもしれませんが、とても大切なことです!
もし、やりたいことがハッキリしているなら、それを軸に企業選びすることをおすすめします!
会社で自分ができること
次は自分の得意なことや、学んできたことが活かせるかを調べてみましょう。
企業選びでは、自分の力を発揮できるかどうかも基準としていました。
これまで、自分はどんなことを学び、どんな能力を持っているのかを改めて整理してみると良いです。
会社の雰囲気
次は会社の雰囲気を調べてみましょう。
会社に入社したら多くの時間を会社内で過ごします。
「会社の雰囲気が自分の性格に合っているか」もとても大事な基準です。
どんなに自分のやりたい仕事ができ、自分の能力に合っていても職場の環境が良くなければ、苦痛の時間を過ごすことになってしまいます。
自分の性格にあった風土や文化があるのかも大切です。
譲れないこと
最後には、これだけは譲れないことがあったら、それに一致しているかを確認してみましょう。
例えば、「関東地方から出たくない」や、「住宅補助がないと嫌だ」など、どうしても譲れない条件も整理してみましょう。
これら4つのことを企業選びの際に考慮することで、自分に合った会社が自ずと絞れていきます。
インターンの選考ってどれくらい難しい?
インターンには、1日で終わるような短期インターンと1週間から1か月のような長期インターンがあります。
難易度的には、1dayインターンシップのように短いものほど低めになります。
短期インターンは複数日程用意されていたり、会社説明会的な要素を多く含むため、1度に多くの学生が参加できます。
一方、長期インターンでは夏休みや冬休みの休暇中に開催されることが多いため、単純に倍率が高くなります。
また、そのまま早期選考などに結びつく可能性が高いので、成績上位者などを選んで通過させるため難易度が高くなります。
インターンは長期の方がいいの?1dayでも意味ある?
多くの場合、長期インターンシップに参加すると本選考の際に優遇されます。
そのため、長期インターンに参加できるのであれば、なるべく参加することをおすすめします。
しかし、院生は忙しくて、なかなか長期インターンに参加しにくいです。
では、1dayのような短期インターンは効果がないのかというと、全くそんなことはありません!
1dayであっても企業の雰囲気を確かめられますし、会社によっては、長期インターンと同様に本選考の際に優遇されます。
実際に私は短期インターンでも2社で早期選考の案内が来ました。
そのため、1dayインターンだから参加しても無意味ということは絶対にありません!
インターン先で見ておきたいこと
インターンは何の目的も無く参加してしまうと、成果があまり得られません。
インターンへの参加で大切なのは、
「なぜその企業のインターンシップに参加したいと思ったか」
を明確にしておくことです。
これは、エントリーシートに書く内容とは異なるかも知れません。
どういうことかというと例えば、
- 企業研究に役立てて、本選考に活かしたい
- 早期選考に選ばれたい
- どういった雰囲気の人が働いているかを確かめたい
など、自分の中で、明確に目的を持って参加することが大切です。
でも、こういった目的を持っておくことがとても大切です!
インターンは参加して損なし!
今回は、院生のインターンに何社ほど参加すると良いのかについて紹介しました。
やはり、大学院生は忙しい場合が多いので、むやみやたらにインターン参加できない現状だと思います。
そのため、自分の軸を整理して自分に合ったインターン参加の企業選びをすることが大切です。
忙しい中ではあると思いますが、できる限りインターンに参加していきましょう!