3年間英会話を続けた私がオススメする英語のスピーキング勉強法！

これまでたくさん英語を勉強してきたのに、英会話はほとんどできないと言う方が多いのではないでしょうか。

​私も高校生の頃に必死で英語を学習し、リーディングやリスニングは自信がありましたが、スピーキングは全くできませんでした。

それから、色々な方法を試しながらスピーキングを勉強するうちに、英語を話すのに慣れてきて海外留学までできるようになりました。

今回は、特にスピーキングを伸ばしたい方に向けて、大学3年間英会話の学習をしてきた私の勉強方法を紹介します。

スピーキングを伸ばすための勉強法

私がスピーキングを伸ばすために実践して、効果があった勉強方法はこの4つです。

スピーキングのみではなく、TOEICやTOEFLに必要なリスニングやリーディングなど総合的な英語力が伸びるので、ぜひ参考にしてください。

勉強法①　オンライン英会話

一番効果があったのは、オンライン英会話です。

日本の英語教育は、スピーキングにあまり力を入れていないため、私たちは英語を「話す」ことに慣れていません。

高校を卒業した時点で、話すのに十分な単語や文法の知識は身についていると思います。

それにも関わらず、多くの人が英語を話せないのは、話す練習をしていないからです。

そのため、オンライン英会話を利用して英語を話す機会を作るのがおすすめです。

オンライン英会話は、月に5〜6千円程度で始められるとても便利なサービスなので、スピーキングを伸ばしたい方は積極的に活用するべきだと思います。

コストを抑えてオンライン英会話を利用したいという方におすすめなのは、ネイティブキャンプとKimini英会話です。

勉強法②　英作文

「オンライン英会話はハードルが高い」、「お金を使わずに学びたい」という方には、英作文がおすすめです。

また、オンライン英会話を利用する方は、英作文も同時に行うとさらにスピーキングが伸びます。

英作文のやり方は、以下の通りです。

まず、トピックを決めるところから始めます。

オンライン英会話の教材は無料で閲覧できるものが多いので、スピーキングの教材がない方はぜひ活用してみてください。

私がおすすめするスピーキング用教材は以下のものです。

特に、ネイティブキャンプとレアジョブの教材は、会員登録なしでも全て閲覧できるのでおすすめです。

トピックを決めたら、自分の意見を書き、添削を行います。

自分の言いたいことが表現できない場合は、すぐにインターネットや辞書等を用いて調べます。

これを繰り返すことで、「英語で表現できない」から「英語で表現できる」に変えることができます。

英語での表現力がどんどん伸びてくるので、結果的にスピーキングの向上につながります。

本当に正しい表現ができているか確かめるには、自分の英作文をオンライン英会話の講師に添削してもらうとより効果的です。

添削してくれる人がいない場合は、DeepLというサイトを利用すれば、ある程度自然な英訳を調べられます。

勉強法③　シャドーイング

シャドーイングは、英語の音源を聞きながら、それを追いかけるようにして発音する練習方法です。

英語の音声を聞くリスニングとそれを発音するスピーキングが同時に鍛えられるので、英会話の練習にはかなり効果的です。

効果的なシャドーイングの方法は以下の通りです。

シャドーイングの音源は、TOEICやTOEFLのリスニング音声がおすすめです。

勉強法④　海外のドラマや映画を見る

Netflixなどで、海外のドラマや映画を見るのもおすすめです。

英語字幕と日本語字幕の両方が付いているものを選ぶと良いです。

おすすめは、

です！

Friendsやフルハウスはコメディドラマで、1話20分〜30分程度で完結するので、初心者でも観やすいと思います。

しかし、アメリカ人にしかわからないギャグや例えが出てくるため、全ての内容をしっかり理解するのには苦労します。

日本人に難しい例えが少なめなのは、The Good Placeです。

Emily in Parisも1話30分程度でちょうど良い長さのドラマです。

こちらは、日常会話だけでなくビジネス会話も多く出てくるので、ビジネス英会話も同時に学びたいと考えている方に特におすすめです。

学習方法は以下の通りです。

最初は日本語字幕で見て、大まかな内容を理解しましょう。

初心者のうちは、最初から英語字幕で見ると内容が理解できず、つまらなくなってしまうので、まずは内容理解が優先です。

その後、英語字幕を見て、日本語で理解した内容と照らし合わせます。

時間はかかりますが、分からない表現がでてきたらその都度調べると表現の幅が広がります。

スピーキング力の向上に大切な考え方

「とにかく話せば英語は話せるようになる」といったような言葉を聞いたことがあると思いますが、そんなことはありません。

しっかり効果がある方法でコツコツ勉強しなければ、スピーキングは伸びません。

まず、話すためには単語や文法など英語の基礎知識を身に付ける必要があります。

スピーキングを伸ばしたいなら​、​基礎知識無しで話そうとするのではなく、基本的な土台を固めるところから始めましょう。

大学入試や共通テストで英語を使った方は、スピーキングに必要な基礎知識は身についていると思いますが、不安な方は文法書などで復習することをおすすめします。

また、「短期間で伸ばそう」という考えは、挫折の原因になるのでやめた方が良いです。

英会話は、1日に10時間勉強するよりも、長い期間毎日10分ずつでも継続して勉強した方が伸びます。

一度ある程度話せるようになっても、使わない期間ができるとまた話せなくなってしまうからです。

無理して短期間で身に付けようとするのではなく、長い期間継続することを重視して、勉強を習慣化するのが英会話習得の一番の近道だと思います。

話せるようになって感じたメリット

私自身、まだ英会話上級者にはなれていませんが、オンライン英会話やフィリピン留学を経験して、海外の人とコミュニケーションが取れるようになりました。

そこで、英会話が出来るようになって感じるメリットを紹介します。

メリット①　海外旅行が充実する

私は、高校生の頃に修学旅行で、大学3年生の春休みに留学で海外に行きました。

 高校生の頃は全く英語が話せない状態でしたが、大学3年生の留学では英語がある程度話せる状態でした。

 2回の海外経験を比較すると、充実していたのはやはり英語が話せるようになってから行った方です。

 英語が話せると、現地の人と会話できるようになります。

 おすすめの食べ物、レストラン、お土産、観光地、地元の伝統など、現地の人から直接聞くことができます。

 インターネットの情報よりも正確で最新の情報を手に入れることができます。

 また、何かトラブルがあって困ったときにも、英語が話せると安心ですよね。

 英語が話せると、道に迷ったときや公共交通機関の使い方がわからない時など、周りに助けを求められるため、積極的にいろいろな場所に行けます。

交流の輪も行動圏も広がり、海外旅行が充実したものになります。

メリット②　将来の選択肢の幅が広がる

英語ができると、入社できる企業の幅が広がります。

海外で働きたい場合は、言うまでもなく英語が必要ですよね。

国内の企業でも入社の条件に英語が必須な企業があり、英語ができない人は受け入れてもらえません。

自分の将来を考えたときに、選択肢を広げるという点で英会話のスキルはかなり役に立ちます。

メリット③　周りと差別化できる

 日本人は世界的に見ても英会話レベルが低いと言われています。

 多くの海外企業が日本に進出し、日本の企業も海外に展開して国際化が進んでいるにも関わらず、日本人は英会話ができない人が圧倒的に多いです。

そんな中、英会話スキルを身に付けている人は貴重な存在となります。

 実際に日本では、英語が話せる人は周りから尊敬されますよね。

就活においても有利になるので、持っていて損はないスキルだと言えます。

メリット④　留学生と交流できる

英会話ができると、日本に来ている外国人留学生との交流も可能になります。

そんな人も多いのではないでしょうか。

研究内容に関する情報交換ができないので、その分得られる情報が少なくなっています。

 せっかく有益なディスカッションができる機会があるのに、その機会を逃してしまうのはもったいないですよね。

 学生時代の研究にも英会話は役に立ちます。

英会話を身に付けて将来の選択肢をひろげよう！

私が3年間英会話を学習してきて、大切だと思うのは「基礎力」と「継続力」です。

オンライン英会話をしても、英作文をしても、続けなければ習得は難しいです。

英会話は必ず役に立つスキルなので、長期間かけて確実に身に付けていくことをおすすめします！