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【まとめ】「ザ・コーチ」は目標の達人になるための方法を教えてくれた。

泣いた。

途中まで、「なるほどなぁ〜勉強になるなぁ〜あとで実践しよう」と思って読んでたのに、最後の展開で泣いた。


というわけで、実は涙ありの超大作「ザ・コーチ」についてまとめます!

「目標を立てたはいいものの、なかなか続かない」
「途中で頑張るのが嫌になってしまう」

そんなモチベーションが保てない方に、読んで欲しい一冊です。


わたしも、1年ぐらいブログを書き続けてますけど、なかなか思ったようにモチベーションは保てません。

色々と試行錯誤しながら、なんとか100記事以上書いてます。


この本を読んで、自分の中でモヤモヤとはっきりしなかった「目標への進み方」が、具体的な方法として理解できました!

もっと早くこの本に出会っていれば、人生変わっただろうなぁと思えるほど良い本です
ゆうすけ


本記事の内容

  1. 目標についての本当の知識
  2. ゴールツリーを作ろう
  3. ゴールや目標を設定するときの言葉


目標の達人になるための前提条件

何か目標を達成するためには、次の3つを揃える必要があります。

  1. 知識
  2. 能力
  3. ツール

しかし、その3つを手に入れるためには、目標に向かって頑張らないといけません。

でも、目標を立てても頑張れる人は、ほんのわずかです。


それでは、頑張れる人は他の人と何が違うのかというと、「目標」という言葉の認識が違います

「目標」について正しく認識することで、目標が煩わしく感じることなく、素直に目指せるようになります。


まずは、目標の達人になるための前提知識である「目標とはどういう意味か?」について知りましょう。


目標についての本当の知識

目標という言葉は、日頃から簡単に使っていますが、本来の意味を知っていますか?

私も常に目標を設定しながらブログを書いていますが、その意味は曖昧なままでした
ゆうすけ


目標の意味が曖昧だと頭の中が整理されず、目指す道も曖昧ではっきりしなくなります。

「目標」とごっちゃになりやすい、「目的」「夢」「ゴール」「ビジョン」の意味も一度考えてみてください。



考えました!?OKですね!?

では、それぞれの意味について紹介します!

目標:目的を達成するために設けた目当て
目的:成し遂げようと目指す事柄
夢:将来実現させたいと、心の中に思い描いている願い
ゴール:競技などで、着順の決まる一番最後の地点・決勝点
ビジョン:将来あるべき姿を描いたもの

似てる言葉でも、それぞれ意味は違うんですね。

辞書ってすごいです。


つまり、目標だけ立てても人は頑張れないんです。

目標は目的を達成するために設けるものなので、まずは目的がないといけません


会社で、

「今月の目標は売り上げ50%アップだ!」「ノルマは○件だ!」

とか言われても、

なんで達成しないといけないのか」という目的がないと、ただ言われるがままに働くだけで、モチベーションが上がらないですよね。


これで「達成したら、ボーナス倍だ!!」目的を言われたら、死ぬ気で頑張れますよね!
ゆうすけ

目的があって初めて、目標に向かって頑張れます。


そして、ゴールは目的の最終的な到達点です。

ゴールまでの途中にある目安が、目標になります。


マラソンに例えると、

  1. 誰よりも早く走って”風”になる(目的)
  2. オリンピックで金メダルを獲る(ゴール)
  3. 10kmのタイムを3ヶ月で3分短縮する(目標)

目的だけではただの願望、ゴールだけでは途方もない、目標だけでは虚しいですよね。

これらを全て組み合わせることで、人は偉業を成し遂げることができます。


次に、夢とビジョンについてそれぞれ説明します。


夢は純粋に実現したいと思うシンプルなことでいい

夢は、今この瞬間に心から叶えたいと思うこと、純粋に実現したいことです。

誰かと比較するものではないので、立派なことでなくても全然かまいません。

私はこんな感じです。

  • ウユニ塩湖で反射する世界を見てみたい
  • いつかカフェを開きたい
  • 時間に囚われず自由に旅がしたい


本書中では、”死ぬまでに叶えたいドリームリスト100”を作るように、と書かれています。

100個の夢を書いて、いつも眺めるようにすれば、その中から実現したいと本気で思うことが出てくる。
その時に「目的」と「目標」を決めて行動すれば良い。


これは、ロバート・ハリスの「人生の100のリスト」でも言われていて、多くの人が実践している方法です。


夢をいつでも意識できていれば、自然と叶えたいという気持ちが強くなっていきます。


実は、私も1年前に書いています!この本で出てきて、ビックリしました笑
ゆうすけ
LINEが返ってこない…。返さない人の心理と返信を気にしなくなる方法


100個も書くのは大変ですが、自分の原点を振り返るきっかけになるので、ぜひやってみてください!


ビジョンはゴールに向けて行動するための強化剤

ビジョンは鮮明でありありとしていて、その光景を頭の中で見るだけで、嬉しいとか、楽しいとか、ドキドキワクワクするとかといった感情が湧くものでなくてはなりません。

ゴールを手にしたいと思うのは、達成したときに得られる感情を味わいたいからです。

ビジョンを描くことで、達成した時の幸せな感情をイメージすることができ、行動するための強化剤の役割を果たします。


私も、大学院受験の時にはよくビジョンを描いていました。

  • 合格したらやりたい研究ができる
  • 両親や祖父母も喜んでくれる
  • 学歴で困ることがなくなる
  • 周りからすごいと言われる

高校の頃から夢にみていた大学に通うことができる、そう思うだけでワクワクして、毎日意味のわからない単語や数式と向き合うことができました。

合格した時は、受験票を持った手がブルブル震えるぐらい嬉しかったです!
ゆうすけ


ビジョンは夢を追っている間は常に、イメージして頭のなかに定着させましょう。


「目的」「目標」「ゴール」「夢」「ビジョン」についてまとめると、こんな感じです。


この関係性をはっきり認識して目標を立てることで、人は具体的に行動できるんです。

その行動の中で、目標を達成するための知識・能力・ツールを得ていき、ゴールへと進んでいけます。


目標に向かう時のルール

ただ、漠然と目標に向かえばいいというわけではありません。

目標に向かう時には、適切なルールがあります。

  1. ゴールは目指すが、それだけに囚われない
  2. 目標の主語を「私」にして、「いつ」「何が」「どうなる」という表現にする
  3. 目標はやるべきことではなく、ゴールまでの通過点や指標とする
  4. 目標を設定したら、そのプロセスで「今日は目標に向けてどんなことをやったか」「もっと効率的にはできないか?」と問いかけ続ける


これらのルールを守りながら目標へ向かうことで、道のりの中で出会う壁や課題を解決する「思考力」を磨いていくことができます。


課題解決力を鍛えるには、「イシューからはじめよ」がおすすめです!
ゆうすけ
【まとめ】「イシューからはじめよ」はプレゼンに役立つ本だった


「ザ・コーチ」は目標に対する根本的な考え方を示してくれる本

結構ざっくりとまとめました笑

本書では、主人公の仕事との向き合い方が変わっていく様子を描きながら、解説してくれているので非常にわかりやすく、納得できる内容になっています。


具体的な一連の流れで物語が進んでいくので、それを抜粋して短い文章で解説すると、どうしても抽象的になってしまいました。

「ザ・コーチ」は本当にいい本なので、より詳しく目標の目指し方が知りたい方は、ぜひ一度手に取ってください!


 

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