研究室は学部時代と違って、男女問わず、長い時間苦楽を共にする空間です。
そのため、気づいたら恋愛感情が生まれても不自然ではありません。
ただ、研究室はもちろん研究をする場ですから、
「同じ研究室内で恋愛してもいいの?」
「研究に影響が出てしまうんじゃ…」
「ケンカしたら気まずくならないかな…」
など、不安に感じてしまう人もいるのではないでしょうか。
私の友人でも、研究室内で付き合いたいけど、
- 先輩方や後輩、自分の研究に影響が出ないか
- 就職先が別々の地方になったらどうしよう
など、研究室内の恋愛だからこそ出てくる問題で悩んでいたりしました。
そこで今回は、現役大学院生の私が、
本記事の内容
- 実際の研究室内の恋愛事情
- 研究室内での恋愛はアリかナシか
について書いていきます!
研究室内での恋愛は本当にあるの?
そもそも研究室内での恋愛はあることなのかですが、
実は結構あります!
先ほど触れたように、私の知り合いでも研究室内で恋愛している人がいます!
研究室に配属されると研究に時間を取られ、出会いの機会が少なくなります。
そのため、研究室内で彼氏・彼女を探している人は結構います。
人数が多い研究室では何組もカップルがいることもあります。
ちなみに、私の現在の教授は、研究室内の先輩後輩での恋愛から始まったようです。
今は結婚もされていて、お子さんもいます!
たまに研究室にも連れてきて、一緒に遊んだりもしています。
意外と先生方にはそういった出会いが多いのかもしれません。
少し話がズレましたが、研究室内での恋愛は珍しいことではないのでご安心ください!
次では実際に研究室内での恋愛はアリなのかナシなのか。
私や、実際に研究室内で付き合っている友人から聞いた話などの視点から見ていきましょう。
研究室内の恋愛はアリ?ナシ?
さあ、研究室内の恋愛はアリなのかナシなのか…。
結論から言うと、全然アリです!!!
お互いに気持ちがあるのであれば、付き合うこと自体何も悪くありません!
ただし、研究室内恋愛特有のメリットやデメリットがあるので、それには十分気をつけましょう。
これらに気をつけた上で、研究室内で恋愛すると上手くいくと思います。
次では、研究室内恋愛のメリットとデメリットについて書いていきます。
研究室内恋愛のメリット
まずは、研究室内恋愛のメリットについて書いていきます。
- 頻繁に会える
- 研究の苦労を分かり合える、話が合う
- 忙しい時期、休みの時期が同じ
頻繁に会える
研究室内恋愛のメリットとして大きいのは、この頻繁に会えることです。
研究室は基本的には月曜から金曜までありますから、1週間のうちほとんどの時間を一緒にいられます。
毎日一緒にいるわけですから、寂しい思いなどは少なく済みますね。
一緒に研究をして、一緒に帰れるというのはとても幸せな日々を過ごせそうです。
また、一緒にずっといるので「浮気の心配が無い」
と、私の友人は言っていました。
「付き合ったら毎日会いたい!」と思う性格ならば、最高ですね!
研究の苦労を分かり合える、話が合う
次のメリットとして、「研究の苦労を分かり合える」という点です。
実は非常に大きいメリットです。
同い年だとしても大学院生と社会人のカップルの別れの原因の一つとして
「大学院の忙しさをわかってもらえない。」
というのがあります。
大学院を経験していない人は学部時代の自由なイメージが強いのでしょうね。
さらに、研究室内カップルでは、興味や好みなどが似ていて話が合うと感じることも多いそうです。
理系ならではの話ができるのは楽しいですね!
忙しい時期、休みの時期が同じ
これも大きなメリットです!
やはり、休みの時期が同じになるのは付き合う上でとても大切です。
社会人同士、社会人と学生同士では休みの時期が重ならないことはあるあるで、そこからすれ違いが生じてしまったりもします。
まとまった休みがある研究室ならば、一緒に旅行に行くこともできます。
研究室恋愛のデメリット
続いて、研究室恋愛のデメリットを書いていきます。
- 別れたら気まずい
- 研究などの話でぶつかる
- 周囲に気をつかわせる
別れたら気まずい
別れたら気まずいのはどんな恋愛でもそうですが、研究室内だと別れた後も、毎日嫌でも顔を合わせることになります。
場合によっては、同じ研究を一緒にしなければならないことも起こり得ます。
そうした時に、気まずくなってしまうことは避けられません。
研究などの話でぶつかる
研究室内恋愛で起こることに、「研究の内容でぶつかる」というのがあります。
研究の話で盛り上がることはメリットで紹介しましたが、ついヒートアップしてしまうと、研究が引き金となって喧嘩が多くなってしまったりします。
研究室内はある意味同じ職場にいるわけですから、やって欲しいこと、やらなければいけないことなどが決まっています。
しかし、それに対してパートナーが手を抜いていれば、腹が立ち、喧嘩の引き金ともなります。
周囲に気をつかわせる
研究室内恋愛でひとつ、考えて欲しいのは「研究室内のメンバーに気をつかわせてしまう」ことです。
やはり、周りとしては2人が付き合っているのであれば、話しづらかったり、気まずくなってしまう場面が出てきてしまいます。
例えば、
「実験関係などで注意したいことがあってもパートナーの目を気にして言えない」
「喧嘩中だと、話題に気を遣って話さなければならない」
などがあります。
周りの研究メンバーとの関係性を考えて、付き合う前にこれまで通り上手くやっていけるかを考えたほうが良いです。
研究室恋愛は関係がいい時と悪い時の振れ幅が大きいので、お互いを思いやる心が大切
研究室内での恋愛をしていいのか、悩んでいる方は少なくないと思います。
本記事では、デメリットを知り、考慮したうえであれば「研究室内での恋愛はアリ!」と書きました。
理系大学院生は就職先でも、男性比率が高い研究職、技術職に就く場合が多く、出会いが少なくなりがちです。
研究室内でいい出会いをしたならば、ぜひ恋愛してください!
もちろん、研究も頑張りましょう。
研究室内での恋愛に悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。