よくよく見たら恋愛の記事書いてるのは、ほとんど私だった。笑
センチメンタル担当ユウスケです。
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昔、辛い出来事がありました。
それは片思いだった相手に言われた言葉でした。
「最近、告白してくれた人がいて、その人とお付き合いしようと思う。だから、今までみたいに遊んだりするのは難しい…。ごめんね。」
これが私のことが嫌だから言ったことかもしれないけど、少なくともそんな嘘をつくような人じゃなかったと思います。
まっすぐ、正直に伝えてくれたのがむしろ辛かった。
だって、この子がいい人なのが痛いほどわかるじゃん。
男関係もしっかり線引きする子ってわかるし。
私にもちゃんと伝える誠実さも持ち合わせてた。
他の人のところに行ってしまう彼女を諦めきれなかったし、惜しかったです。
それとともに、後悔の念も押し寄せてくるんですよね。
なんで、もっと魅力的な自分になるための努力をしなかったのか。
なんで、もっと相手を楽しませることができなかったのか。
なんで、もっと積極的になれなかったのか。
その時、こう感じました。
「私がきっぱりと諦められるくらいに辛く当たってくれたら、どれほどよかっただろうか」
LINEをブロックしてくれたら。露骨に避けてくれたら。
こんな辛い思いはしなかったのに。
今日は、「相手の幸せを願うなら、辛い言葉も必要だ」と感じた私の考えについてお話ししようと思います。
相手を大事に思っているけど、どうやって断ればいいかと悩む方の参考になれば嬉しいです。
なぜ辛く当たる方がいいのか
もし、あなたが相手からの好意を断る立場になったとして、
相手を本当に大事に思うのなら、あなたの心が痛んだとしても相手に辛く当たる方が相手のためです。
では、なぜ辛く当たる方がいいのか。
その理由は、
- 相手に未練を残させないため
- 反省してより魅力的になるように促すため
です。
これから、それぞれについて詳しくお伝えしますね。
理由① 相手に未練を残させない
最も大事な理由はこれだと思います。
優しくされたり、曖昧な返事をされると、気持ちが残ってしまう場合があります。
「めっちゃいい人…これは、ちょっとしつこくなったとしても行くべきでしょ!どれだけ私があなたのことを想っているかが伝わるはず!」
とかいう、やべぇ思考になりかねません。
時には泥臭いのもありだとは思いますけど、相手との関係を考えた上でしないと逆効果になってしまいます!
相手にしつこく食い下がられないためには、未練を残させないような断り方をするべきです。
辛く当たると関係を断ち切れる
どうせ断るのなら、いっそのことLINEはブロックするとか、きっぱりと無理です。と伝える方が相手のためかもしれません。
辛く当たることによって関係を断ち切ることができます。
「うわっ、なんだこいつ。こんなやつ相手にせずに他の人へ行こ。」
「あっ、これは絶対無理でしょ…。諦めよう。」
こう思わせることによって、相手の気持ちの整理がつきやすくなるでしょう。
自分が傷つかないための中途半端な優しさは毒
相手が傷つかないようにやんわりと断るのは、優しさだと思います。
あなたは少なくとも、優しく良い人です。
ですが、それが本当に相手のためなんだろうか。と最近感じてしまうのです。
「最近は忙しいから、また今度誘って!」
こんな感じで、のらりくらりとかわしてませんか。相手に若干の期待を持たせるような言い方をしていませんか。
経験が豊富な人であれば、このような言葉で無理だという気持ちを察することができるでしょう。
しかし、みんながみんなあなたの気持ちを察することができるわけではありません。
伝えるのが心苦しかったとしても、相手にしっかりと伝えるのが、結果的にお互い楽になると思います。
自分が傷つかないための中途半端な優しさはかえって毒になることがあります。
理由② 相手は反省してより魅力的になる
優しくされると勘違いしちゃいます。
そもそも、誘われることすらもあまり良いと思っていないのに、やんわりと「またの機会にねー」とか「最近、気になってる人がいてー」とかいって断っていると、相手は自分の魅力のなさに気づかないです。
「あ、自分が悪いんじゃなくて、タイミングが悪かっただけなんだ。」
こんな悲しい人を生み出したいですか?
やめてください。次のターゲットの人がかわいそうです。
どうせなら、さらに魅力的になるように努力してほしいじゃないですか。
じゃあ、しっかり反省させて魅力的な人になってもらいましょう。
辛い言葉は言い訳を作らせない
反省させるためにはどうすれば良いか。
それは、言い訳をさせなければいいんです。
正面から自分と向き合うことでしか、人は変わることはできないですから。
あなたの正直な気持ちを伝えて、相手に自覚させましょう。
自覚させることが、相手の幸せになることもあります。
心に突き刺さる辛い言葉は言い訳を作らせず、相手を成長させる良い薬になるでしょう。
「良薬は口に苦し」です。
何が悪かったのか、次はどうすればいいのかを考える
口に苦い薬を飲んだ相手は、薬の効果が効いてきます。
「自分の何がいけなかったのだろうか。」
「次、同じようなことにならないためには何をすれば良いのだろうか。」
このように自分と向き合うことで、欠点を知り、それを改善してより魅力的な人になってくれるでしょう。
まぁ、みんなそんな風に良くなってくれるとは限らないですけど、
一人でもそれをきっかけに変わってくれる人がいるのであれば、それは良いことなんじゃないでしょうか。
辛く当たった甲斐があるってもんですね。
悪役を買って出るのも優しさ
確かに、相手に辛い言葉を言うのは、言われる側も言う側も辛いです。
しかし、本当にお互いにとってプラスになるのであれば、意を決して相手に辛く当たることも必要だと考えるようになりました。
それもまた、一つの優しさなのかなと。
悪役を買って出るのも優しさ。
これを、意識しながら人と関わっていきたいです。
今回、断る側の話をしましたけど、
フラれたのは私なんですけどね 笑
もっと魅力的になろう。そう思えた、良い思い出でした。