アダルトチルドレン(AC)の原因と症状。

言葉のままに意味を取ってしまうことって、意外と多いんですよね。

みなさんは、アダルトチルドレン(AC)という言葉をご存知でしょうか。


私は、今まで

「子供の精神のまま大人になってしまった人」

のことだと思ってました…。


でも、実は違うんですよね。

言葉のまま捉えただけじゃダメなんだな。

しっかり、言葉を調べて正しい意味を知ることが必要なんだな。

と思うようになりました。


ブログを書いているのですから、なおさら正しい言葉を使うことが重要ですよね。

そこで、今回は私が勉強した「アダルトチルドレン」について少しお伝えしようと思います。

私のように、間違った意味に捉えてしまう人が少しでもいなくなるように。


アダルトチルドレンとは。その原因。

アダルトチルドレンの一般的な定義は、

「子供時代に機能不全家庭で育ったため、大人になっても内心的なトラウマを持ち続けている人」

となっています。これは病気とか障害ではありません。

子供時代に起こった不幸が原因で、不安定な心の状態を抱えている人のことをいいます。

昔は、

「アルコール依存症の親の元で育ち、大人になっても何らかの不全感を感じ続けている人」

と定義されていました。

しかし、研究が進むにつれて、ギャンブル依存症の親の場合や、DV、育児放棄、夫婦喧嘩が多い親に育てられた子供にも似た症状が出ることがわかりました。


そのため、アルコール依存症だけでなく、「機能不全家庭」の中で育った人というように対象が広がっていったのです。

では、「機能性不全家庭」で育った子供がみんなアダルトチルドレンになるかというとそうではありません。

アダルトチルドレンはその子供の性格や感受性、ストレスの耐性によって症状が現れるか決まります。


アダルトチルドレンの症状

アダルトチルドレンには次のような症状があります。

自信がない

幼少期に自分の希望をないがしろにされ続けたのが影響して、自信が持てなくなってしまう人が多いです。

しかし、自信がないことを隠そうとして努力したり、自信があるように振る舞うことがあります。そのため、周りの人たちからは「しっかりしている人」と見られることも多いです。

でも、そうせざるを得なかったからしっかりしているだけで、自分の芯がないために心が脆い状態になっています。


要求や希望を伝えることが苦手

「人に何かを頼めない」
「人からのお願いを断ることができない」

無意識のうちに人に面倒をかけさせてはいけない。喜ばせないといけない。と思ってしまうために、人が喜ぶように気を遣ったり、行動しがちになります。


人の夢や目標の達成を自分の夢にする

子供の頃に自分の欲求や希望を親に否定されたり、後回しにされたことが影響して自分の夢を持てなくなってしまいます。

そのため、人の夢や目標を自分の夢と重ねてしまうことがあります。


見捨てられる不安がある

これは、誰にでも少しはある感情です。

しかし、幼少期に親との関わりが希薄だった場合には、見捨てられる不安が普通の人よりも大きくなってしまいます。

この感情が強く出てしまうと、相手を束縛してしまいがちな性格となります。


自分は自分、人は人と割り切るのが苦手

アダルトチルドレンの人は、自分と人との境界線を設定することが苦手です。

そのため、自分の心の中に土足で踏み込まれてしまいます。境界線を作るのが苦手ということは、相手の境界線を見つけるのも苦手ということでもあり、人の境界線がどこにあるのかわからないために踏み込むことを躊躇います。

つまり、遠慮しがちな人になります。


しかし、一度心を許した人に対しては境界線を気にせずに踏み込んでいって甘えるようになります。好きな人とは境界線がないべったりとくっついた関係になりたいのです。

これは、先ほど説明した束縛しがちな性格とつながります。


察してくれることを望む

見捨てられる恐怖が強いアダルトチルドレンの人は、相手の気持ちを必要以上に知ろうとします。

また、自分の要求を伝えることが苦手なので、相手に自分の気持ちを察してほしいという気持ちが強いです。

でも、なかなか相手が察してくれることは少ないので、その度に傷つく思いをします。


自己評価が低い

幼い頃に、親の愛情を十分に受けられなかった人は、「自分は受け入れられない存在である」と考えてしまうために、自信が持てなくなります。

そのため、自分自身の評価も自然と低くなりがちです。


アダルトチルドレンの人に多い性格

アダルトチルドレンは子供の頃の境遇によりいくつかの性格になりやすい傾向があります。

これから、それらの性格について簡単にご紹介します。


しっかり者タイプ

「しっかり者タイプ」は家庭に本来必要な親の代わりに、自分が親のようになってしまいます。

このタイプの人は、責任感が強く、問題が起こると自分のせいだと思い、自分自身を責めてしまいます。男性に多いタイプです。


看護師タイプ

一方、女性に多いのがこの「看護師タイプ」です。

母親を助けようとして、愚痴を聞いたり、家事をしたり、兄弟姉妹の面倒を見たりと小さい頃から自己犠牲の心が強くなります。

また、自尊心もあまりないので、自分の存在価値を感じることが難しくなってしまいます。嫌なことをじっと耐えて、我慢してしまう人が多いです。


ピエロタイプ

空気が悪くなると、面白いことを言ったり、わざと失敗して笑い者になったりして緊張感を和らげようとしてしまいます。

自分の内面を見せずに明るく振る舞うので、周りの人から傷ついていることに気づかれないことが多いです。


回避タイプ

何か怖いことがあると、逃げてしまうのがこのタイプです。

問題に向き合おうとせずに、逃げたり、何もしなかったり、問題を先送りにする人がこのタイプに当てはまります。


不適応行動タイプ

「不適応行動タイプ」は未成年時に飲酒や喫煙、深夜徘徊など不良行為をしてしまいます。

未成年時には大変手のかかる厄介者になりますが、大人になると社会にうまく馴染むことも多いです。

自分の不満を発散する行動をとったり、仲間と共に本音で色々な話をすることで将来的に適応できるようになるという説もあります。


まとめ

アダルトチルドレンについて簡単にご紹介しました。今後、さらに勉強して深く知っていきたいです。

アダルトチルドレンは病気ではありません。

過去のトラウマをまだ克服できていないがために、少し心のコントロールが難しくなってしまっているだけです。

この問題を解決するには、カウンセリングの先生や精神科の先生のもとに訪れることをおすすめします。

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