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【嫌われる勇気】アドラー心理学に学ぶ、恋愛における大切な3つのこと

先日、アドラー心理学について書かれた、岸見一郎さんと古賀史健さん共著の「嫌われる勇気」を読みました。

率直な感想を言うと、面白かったです。

いままで考えたこともなかった視点での考え方を説いた本だったので、目から鱗がボロボロ落ちてきました。

読んでいくにあたり思ったのが、

これ、恋愛にめっちゃ役立つのでは??

ってことでした。

特に、彼氏彼女との関係性が親密になってきて、お互い遠慮がなくなってきたときに役立つと思います。

遠慮がなくなって、相手の考えや行動に干渉するようになり、仲が気まずくなってる方は特に読んだ方がいいです。

この記事では、

について紹介します。

アドラー心理学の考えを身につけて、良好な関係を築きましょう!

恋愛に役立つアドラー心理学の考え方

アドラー心理学とは「他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学」です。

そのため、「自分を変えたい」と思っている人にこそ役に立つ考え方です。

・彼氏・彼女といつも数ヶ月で別れてしまう。次はもっと長く付き合っていけるようになんとかしたい。

・好きな人にいつも振られてしまう。そんな自分を変えたい。

・自分の考えを押し付けてしまって、相手との関係が悪くなる。どうにかしたい。

など、とにかく自分を変えたいと考えていないとあまり効果がないでしょう。

逆に言うと、自分を変えたい方にはすごくいい考え方だと思います。

それでは、早速いきましょう!

人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたときに愛を実感することができる

人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたときに愛を実感することができる。劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な極めて自然な状態でいられる。本当の愛はそういうものです

「嫌われる勇気」 岸見一郎、古賀史健

アドラー心理学によると、愛とはお互いに自然な状態で付き合えたときに感じるものだそうです。

一方的に、相手に自分の要望を押し付けたり、束縛するような関係性はいずれ破綻します。

付き合ってみるとありますよね。付き合う前は別に気にしていなかったことが気になるようになることが。

・異性の友人と飲みに行くこと
・スマホをいじっていること
・何気ない言葉

それぐらいお互いの関係が深いってことなんですけど、関係が深いからといってその関係が愛であるとは限らないんです。

一緒にいてどこか息苦しさを感じたり、緊張したりする関係は愛ではないんです。

本当に一緒に仲良く付き合っていきたいのであれば、相手が自由に振る舞えるような自分になりましょう。

相手が好きなことを好きになる努力をすることが大切です。

相手の課題には踏み込まない

あらゆる対人関係のトラブルは他者の課題に土足で踏み込むこと。あるいは自分の課題に土足で踏み込まれることによって引き起こされます。

「嫌われる勇気」 岸見一郎、古賀史健

今まで仲良く付き合っていたのに、急に関係が悪くなったことはありませんか?

それは、相手の問題に土足で踏み込んでしまったからかも知れません。

アドラー心理学では、個人の問題に対して、干渉して解決しようとすることを良しとしません。

本人の意向を無視して「変わること」を強要したところで、あとで強烈な反動がやってくるだけです。

では、悩んでる相手を前にして何もしなければいいのか?というと、そうではないんです。

放任主義とはまた違い、相手が何をしているのか知った上で、見守ること。

「嫌われる勇気」 岸見一郎、古賀史健

これが大切だと述べられてます。

彼氏・彼女がこちらに助けを求めるまでは、励ますまでにとどめて解決案は出さない。

でも、「いつでもあなたを助ける準備ができているよ」ということを相手に伝えておきましょう。   

相手が窮地に陥ったとき、素直に相談しようと思えるか、普段からそれだけの信頼関係が築けているか。

それが最も大切なことです。

信頼とは、他者を信じるにあたって、一切の条件をつけないこと

われわれは無条件の信頼を置くからこそ、深い関係が築けるのです。裏切るか裏切らないのかを決めるのはあなたではありません。それは他者の課題です。あなたはただ、「わたしがどうするか」だけを考えればいいのです。「相手が裏切らないのなら、私も与えましょう」というのは、担保や条件に基づく信用の関係でしかありません。

「嫌われる勇気」 岸見一郎、古賀史健

これを読んだとき、ハッとなりました。

普段、意識しないところで利害関係を求めていたことに気づいたからです。

相手が冷たく接してきたら、こっちも気が萎えるからある程度雑に扱う。こんなことをしていることがありました。

そうして、悪循環に陥って、別れる。

関係はこちらの努力次第で変えられたかも知れないのに。

恋愛関係において「彼女は浮気しているかもしれない」と疑念を抱いたとしましょう。そして、相手が浮気をしている証拠を探そうと躍起になる。結果どうなると思いますか?

いずれの場合も山のような浮気の証拠が見つかります。

「嫌われる勇気」 岸見一郎、古賀史健

これは、本当に浮気をしているからというわけではなく、

相手の何気ない言動、誰かと電話で話しているときの口調、連絡が取れない時間。

など、疑いの目を持ってみれば、ありとあらゆることが「浮気をしている証拠」として映るからです。

裏切られた時のことばかりを心配しないでください。

相手を信頼することを恐れていたら結局誰とも深い関係を築くことはできません。

​あなたが選んだ人ですから、相手を信頼して信じてあげましょう。

アドラー心理学を学ぶためにオススメの本

この記事を読んで、アドラー心理学をより深く学びたい方にオススメの本を紹介します。

嫌われる勇気  岸見一郎・古賀史健

岸見一郎さんと、古賀史健さんの共著でかかれた本で、

アルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を哲人と若者の対話形式で分かりやすく解説されています。

2015年のビジネス書ランキングでは1位になりました。

今回紹介したこと以外にも多くの教えが書かれており、対人関係の悩みを解決したいという方は一度ぜひ読んでみてください。

愛とためらいの哲学  岸見一郎

これはアドラー心理学の考え方をより恋愛にフォーカスした、「嫌われる勇気」と同じ岸見一郎さんによって書かれた本です。

恋愛やその先の結婚、子育てについてもアドラーの考えをもとに解説がされています。

お互いの幸せのために、まずは自分から変わっていこう

私が「嫌われる勇気」を読んだときに強く思いました。

自分が変わらないと、相手と幸せになることなんてできないのだと。

恋愛がうまくいかないのは相手と自分、両方に悪いところがあるからです。

お互いのために2人とも変わっていける。

そんな素敵な相手を見つけられるよう、今からより良い自分になれるように磨いていきましょう!

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