いよいよ最終面接を迎える就活生の皆様!ここまで本当にお疲れさまでした。
最終面接は自分に自信を持って挑んでほしいと思います。
そこで!本記事では私の最終面接での体験談から、感想や対策についてお伝えします。
最終面接を終えた時の感想
最終面接!!率直に、とても緊張しました!

二次面接までとは緊張感がまるで違います。
例えば、
- 場所:二次までは事業所で最終は本社
(二次まではオンラインで最終は対面、という企業も) - 時間:面接時間がこれまでの倍
(変わらない企業もありました) - 質問:これまで聞かれたことのないような、対策本にも載っていない質問
(質問対策があまり効いてこない!!)
などなど…
これまでの面接と異なる点がたくさんありました。
つまり、それくらい企業側も本気だということです。



なぜ私が自分の気持ちを出し切ることができたのか?
それは、当日までの準備にあったのだと思います。
以下、私が実際に実践して合格を勝ち取った、当日までの準備や過ごし方を紹介します。
当日までの準備について
最終面接の案内をもらってから当日まで、就活でイメージするような就活本を読んだり、企業研究を行ったり…といような対策はしませんでした。
私が行ったのは、当日まで、最終面接を最高の状態で迎えるための準備です。
以下に、どのような準備をしたのかをお伝えします。
面接に関わる対策について
二次面接の通過連絡から最終面接まで一週間ほどありました。
最終面接向けての対策は何をすればよいのか、とにかく情報が欲しいと思っていたので就活系YouTuberの動画を見あさりました。
その中で複数の人が言っており、自分の中で納得したことがありました。
それは、
“最終面接は能力や人柄も大切だけど、面接官の心を動かすことがもっとも重要になる”
ということでした。



そう考えてからは、想定質問を考えたりするのはやめました。
その代わり、以下の3つを行いました。
- 自分はこの会社に入って何をしていくのか、どうなりたいのか、どうやって貢献するのかを考える
(想像をとにかく膨らませておく!まとめたりはしませんでした) - ESに書いたエピソードについて、その時の気持ちをもう一度考えて整理しておく
(過去の写真とか見返すと思いだしやすい!) - 毎日、あの会社に絶対入るぞ!と気持ちを高めていく
(説明会でもらったクリアファイルを願掛けの意味も込めて毎日愛用しました)
このように、とにかく自分と向き合いました。
企業の人事の方と面談もしていただいた
最終面接までの間に、企業の人事の方との面談(30分)もしていただきました。
最終面接前に希望すればでき、やらなくてもいいということでしたが、希望して時間を作っていただきました。



そこでは入社するとなった時に、心配なこと(配属や昇給など聞きにくいところ)全て聞いていきました。
あくまで配属や給料について、“あまり気にしていないのですが…”というように前置きして質問していました。
待遇で吟味していると思われないようにするためです。
あくまでも、「事業内容や人柄、企業のことが好き!」という気持ちを押し出すことは意識していました。
カジュアルな雰囲気でしたので、緊張しますが絶対に受かりたいんです!と素直な気持ちを伝えつつ。
人事の方も勇気づけてくれて、自信につながりました。
当日の場所や時間は余裕を持ってスケジュールしておく
最終面接当日の移動方法や過ごし方は予め決めておくといいです。
電車の遅延など予期せぬことで気持ちがぶれるのを防ぐためです!



私は、面接開始時間の1時間前には到着するようにして、時間まではカフェで過ごしていました。
カフェでは、
- これまでの面接の振り返り
- 伝えたい想いをもう一度頭の中で整理
と、落ち着いて、面接官に伝えたいことをまとめていました。
最終面接までの生活
最終面接までは規則正しい生活を心掛けました。
早寝早起きを徹底して、目の前のことに真摯に取り組むことを目標に生活しました。



面接時間に本領発揮するためにも、夜更かし生活は、この1週間だけでもやめてみましょう。
他には特に気を付けていたことはないです。
ただ最終面接に囚われすぎないようにしていました。



就活中には何も楽しめない!楽しみたくない!という人はそれでいいと思います。
つまるところ、自分の思考や行動に覚悟を持つということです。
1つ1つの行動に納得し、覚悟し、自信を持つ。
これが最終面接で表情に現れます。
覚悟をもった人は何よりも強く、面接官の心を動かせます!
最終面接で聞かれた質問やその回答
さて、当日の面接では本当に根掘り葉掘り質問を受けました。
実際に以下の質問を聞かれ、3人の役員の方と1時間ほど個人面接をしました。
その時の9個の質問について、解説していきます!
- 自己紹介
- これまでの面接はどうだったか
- 学生時代に頑張ったこと
- 苦手な人に対しての行動
- 研究内容
- 企業の主力製品が好きか?製品を聞いて何を思い浮かべるか
- 第一志望ですか
- 勤務地について
- 5年後、10年後にどうなっていたいか
自己紹介
「自分の所属と、研究内容について軽く説明してください」とのことだったので、1~2分くらいで説明をしました。
これまでの面接はどうだったか
これまでの面接について感想をきかれました。緊張をほぐすためのアイスブレイク的な質問です。
素直な感想を言いました(あくまで前向きな答え)。
学生時代にがんばったこと
いわゆる、ガクチカについて大まかに説明しました。
この質問でかなり深く聞かれました。つまりは、私という人物についてよく知りたいという意味だと思います。
例えば、
- どう考えてこの行動をとったのか
- その行動はいつもとる?
- もしその場面で〇〇なことがあったら最終的にはどう判断する?
など、私の性格について細かく質問してきたなという印象でした。
このときは、取り繕った回答ではなく、素直に思ったことを答えました。



苦手な人に対しての行動
苦手な人はどんな人ですか?と聞かれ、素直に答えたところ、「会社にもそういう人いるかもしれないけど、大丈夫?」と…。
「私は、苦手な人がいてもこうやって関わっていきます!」と意気揚々と答えました。
自分の素直な気持ちを答えることが大切ですが、気持ちの中でも前向きなところを答えましょう!
研究内容
研究内容は理系大学院生で技術系の仕事志望なら必ず聞かれます。
これは分かりやすさが大切です。私は分かりやすく説明できそうなところに絞って説明していました(研究内容全てを説明しなくても全然いい)。
また、背景について特に分かりやすくすることを心掛け、7割背景の説明くらいの気持ちで考えていました。
企業の主力製品が好きか?製品を聞いて何を思い浮かべるか
私はこの質問にすぐ答えられませんでした。ただ、それでも全く問題ないです。
答えられない質問は「少し時間をいただいてもよろしいですか」と聞いて、堂々と考えます。
そしてパッと思い浮かんだことを答えました。
第一志望ですか
これはもちろん、熱意を持って「はい」と答えましょう。
勤務地について
勤務地も、素直に答えました(個人的にはそんなに気にしていなかったので)。
5年後、10年後にどうなっていたいか
これは頭に思い浮かべていた会社で活躍するイメージを、言葉にしていきました。
事前に、将来像を想像しておく、というのが功を奏した瞬間です。
これから最終面接を受ける方へ
このようにして最終面接を終えた私が思うのは、最終面接は最大級の企業への気持ちを表現する場!だということです。
これまでの面接でたくさん準備をしてきたので、もうテクニカルな準備はいりません。
あとは、自分の気持ちを高めていくだけ!でいいと思います。
最終面接の日だけでも、企業に対する熱意を高めて、気持ちを伝えていってください!
精神論は嫌いな人もいるかもしれません。ただ、気持ちのあるなしは絶っっっ対に相手に伝わる要素の1つです!!
是非、強い気持ちで挑んでください!