「高校の時に比べて、一緒に楽しめる友達がいない」
「いつもいるグループメンバーと笑いのツボが合わなくて素の自分が出せていない」
「大学の友達に苦手な人がいるけど、どうしたらいいかわからない」
今回はこのような悩みを抱える方に向けて記事を作成しました。
大学生になるとサークルや授業、アルバイトなどで新しい出会いが増えます。
一方で、価値観が合わなかったり、笑いのツボが合わなかったりと人間関係の悩みを抱える人も多いです。
そんな方は、
「無理に合わせなくて良い。自分の個性を大切にしよう!」
と考えてみてください。
この考え方をすることで、人間関係の悩みが減り、充実した大学生活を送る一歩になります。
大学の友達が合わない原因・理由
「相手がなぜそのような行動をしているか」
「自分がなぜこのように感じるか」
など、合わない原因・理由を根本的に知ることで、どのような対処法が効果的かわかります。
ここでは合わない原因・理由を大きく3つに分けて紹介していきます。
- 価値観が異なる
- 人との交流が少ない
- 理想とのギャップ
価値観が異なる
「周りの人と合わない」と感じた時は、価値観が異なる可能性が非常に高いです。
前提として、人の数だけ考え方が違うので、価値観が違うことは悪いことではありません。
価値観の合わないものとしては、
- 金銭感覚
- SNS
- マナー
- 時間の使い方
などが挙げられます。
金銭感覚
大学生の中には、
- 仕送りがたくさんある人
- 学費や生活費を複数のアルバイトを掛け持ちして賄っている人
- 十分な収入源がある人
など様々なスタイルの人がいます。
そのため、外食の時や買い物をする時など普段の生活の中でお金に関して少し違和感を持つ場合があります。
私が大学で知り合った友達と買い物に行った時、欲しいものをためらいもなく、保護者のクレジットカードで支払っていたのを見て少し驚きました。
その行為自体は全く悪いことではなく、自分が経験したことがないだけなので、この出来事をきっかけに自分の常識と相手の常識は異なる場合があると実感しました。
SNS
友達とのコミュニケーションにSNSを利用すると思いますが、SNSの使い方で価値観の違いを実感する場合もあります。
具体的には、
- 頻繁に電話してくる
- 全く返信してくれない
- メッセージが冷たい
などです。
相手にとって普通のことでも、自分にとっては苦手に感じることもあるため、価値観のずれが生じやすいです。
マナー
マナーは大学生だけでなく、社会人になってからも大切になってきます。
具体的には、
- 店員さんへの対応がひどい
- 時間に遅れても何も言わない
- 食事マナーが悪い
などがあります。
時間の使い方
休日や授業の空きコマの時間の使い方で価値観が異なると感じることもあります。
大学生になると自由な時間が増えます。その時間の使い方は個人の自由ですが、何に使うかで大学生活の充実度は大きく左右します。
私の友達の話ですが、周りにギャンブル好きの人が多かったことが原因で今まで興味なかったギャンブルにハマり、結果的に依存症になった人がいます。
周りの人の影響は思った以上に大きく、価値観の合わない人と関わってしまうと良くない結果を招いてしまいかねません。
人との交流が少ない
大学の友達が合わないのは、そもそも人との交流が少ないだけかもしれません。
入学してすぐにグループを作って、その人達とだけいる場合に起こりやすいです。
初めから特定の人とだけ仲良くしてしまうと、少し経ってから「この人たちと合わない」と感じても今さら離れにくかったりします。
理想とのギャップ
高校の頃は、大学生といえば、キラキラしているイメージを持っていた人も多いと思います。
具体的には、男女のグループが出来ていて、みんなで仲良くサークル活動や飲みで毎日楽しく過ごしているような感じです。
しかし、現実的には全ての人と仲良くすることは意外と難しく、価値観のずれや話が合わないなどの原因で「この人は苦手だな」と感じる場合があります。
そんな理想とのギャップも友達と合わないと感じる原因の1つです。
合わない場合の考え方
では、合わないと感じたらどのように考えれば良いのでしょうか。
結論を先に言うと、人間関係で悩んでいる人は、
「すべての人の価値観に無理に合わせる必要はない。自分らしさを大切にしよう!」
と考えてみて下さい。
人の数だけ価値観があるため、全ての相手に合わせることは難しいです。
そのため、自分らしさを忘れず、素でいても苦に感じない環境がベストです。
私の経験談ですが、大学1年の時は全てオンライン授業だったこともあり、周りに大学の友達が1人もいませんでした。
その後、対面授業になった時に、授業や学内の活動で多くの人と関わる機会がありました。
そこで、価値観が合わない人とは、無理に仲良くする必要はないと考えたおかげで、素の自分で過ごせて今では価値観の合う友達とだけ仲良くしています。
合わない場合の過ごし方
友達と合わないと感じた場合、以下の3つを試してみましょう。
私自身、3つとも試したことがあり、人間関係の不安が少なくなりました。
- 交流の数を増やして、価値観の合う人を見つける
- やりたかったこと・新しいことにチャレンジする
- 自分の考えを客観的に見つめ直す
交流の数を増やして、価値観の合う人を見つける
友達と合わないと感じながら無理に過ごしていると、自分のストレスを溜めかねません。
そんな時は、思い切って価値観の合う友達を新しく見つけに行きましょう。
大学生活の中には、サークルや授業、アルバイトなど数多くの出会いの場があります。
私自身も授業で横の席にいた人に何気なく話しかけたことがあります。
それまでは大学の授業がオンラインだったことから仲の良い友達がいませんでした。
しかし、その人と話してみると、好きなゲームやアニメが同じことをきっかけに意気投合して仲良くなり、今でもプライベートで遊ぶ仲になったという経験があります。
やりたかったこと・新しいことにチャレンジする
友達と合わないなど人間関係のストレスが多いと感じたら、少し距離を置いてみることも大切です。
そこで空いた時間が出来たら、今までやりたかったことや新しいことにチャレンジしてみましょう!
おすすめの時間の使い方としては、
- 留学をして視野を広げる
- 将来や夢のために資格勉強をする
- 新しいサークルやアルバイトに参加してみる
- 趣味に没頭する
- 起業をする
などです。
私は大学2年生の時、それまで何気なく過ごしていたことから「何のために大学に来たのだろう」と考えるようになり、「友達と遊ぶことよりも何かにチャレンジしたい」と思い始めました。
それから外部の大学院進学や将来のことを考え始め、その第一歩として「TOEIC800点」の目標を掲げ、必死に努力して達成した経験があります。
時間のゆとりがある大学生の間に、色々なことに挑戦して大学生活を充実させましょう!
また、新しいことに挑戦していると、属性の似た人が自然と周りに集まるので、人間関係の悩みを減らすことにもなります。
自分の考えを客観的に見つめ直す
価値観の合わない人とは関わらない方が良いと言うのが私の意見ですが、それでも仲良くしたいと考える人もいるとも思います。
そんな時は、客観的に自分を見つめ直すことで解決するかもしれません。
自分の中では正しいと思っていても、一般的にはあまり良くないとされていることもあります。
例えば、自分が「集合時間は5分くらいなら過ぎても良い」と思っていても、
相手が「せっかく自分が時間通りに集まっているのに遅れるなんてありえない」という価値観の人だとちょっとした喧嘩になりかねません。
自分と相手の考え方に差がある場合、「許容出来る範囲で相手に合わせること」もしくは「相手と自分のしたいことをバランスよく汲み取ること」で人間関係が円滑になることがあります。
自分を大切にしながら一度きりのキャンパスライフを楽しもう
今回は、大学生の友達と合わないと感じた時の原因や考え方、対処法を紹介しました。
大学生になると新しい出会いが多く、その中で人間関係の悩みは自然と増えると思いますが、自分を大切にして1度きりのキャンパスライフを楽しみましょう!