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【就活に失敗して絶望している人へ】就活に失敗した大学院生が公務員を目指した話 後編

どうも~ケイです。

手に付いたご飯粒を取ろうとしたら別の手に付いて、それを取ろうとしたらまた逆の手に付いて。。。


(誰か助けて。。。)


さて、ここからは僕の就職浪人中のお話をしていきたいと思います。

前編はこちらです。


自分の就活に納得いかなかったケイ。

彼はこれからどうやって就活をやり直すのでしょうか。
見栄やプライドを捨てることができたのでしょうか。

どうぞご覧ください^^

公務員を目指した理由

大学院を無事に卒業した僕ですが、公務員の勉強は全くしていませんでした。

ところで、僕がなぜ公務員を目指したのかを、まだ話していませんでしたね。

理由はとてもシンプルです。

  • 勤務地を選べる
  • クビにならない
  • ホワイト


これだけです。ちなみに、最初の就活では大手化学メーカーを目指していました。

でも、自分のなりたい姿を見つめ直したとき、それではダメだと感じたんです。

僕は研究室のようなハードワークを社会人になってもやりたくなかったのです。

そこで僕は大手メーカーなら手に入るような、

  • 高い給料
  • ブランド力

これらを捨てました。プライドや見栄を捨てたんです。

僕にはそれ以上に落ち着いた生活が必要だったのです。

皮肉にも、ブラックな研究室に自分の価値観を変えられたのです。

ここから、公務員への勉強が始まりました。


公務員試験勉強の始まり

予備校に通う

公務員試験は筆記と面接があります。

普通の人は、だいたい1年前から予備校に通って筆記を猛勉強します。

僕みたいに3カ月前から始める人間ってかなり特殊です(筆記試験は主に6月開始)

今さら筆記を頑張るのも大変なので、面接対策のために予備校に入りました。

でも、取り敢えず筆記試験を通らないと面接に進めないので、急いで筆記試験対策をすることに。

受験科目の多さに絶望する

公務員の筆記試験は科目数が多いです。マジで多いです。

筆記は教養試験と専門試験の2つから構成されています。

教養試験:倫理、経済、日本史、世界史、英語、数学etc...
専門試験:大学での専攻に関する問題(僕の場合は化学)


特に、教養科目は対策をしていないと普通は解けません。

僕は問題集を開けた瞬間、

「あ、これ無理や」と感じ、問題集を閉じました。


でも、このままでは足切に合うので、専門科目を中心に勉強することにしました。

大学院入試のおかげで多少は専門的な知識があり、教養科目よりは手ごたえがありました。

ただ、ここでも問題が。

それは、専門試験も科目数が多いということ。

例えば、化学を例に挙げると

有機化学、無機化学、分析化学、化学工学、熱力学etc...

これだけあります。

僕の専門は有機化学だったので、他の分野の知識は深くありません。

ここまで来ると察しが付くと思いますが、僕は筆記でよく落とされました
(受かっても下から数えるほうが早かったと思います。)

なので、運よく受かった自治体の面接日まで、死ぬ気で対策する毎日でした^^;


面接対策


筆記の合格後は面接試験があるので、予備校で面接対策をしました。

僕が通っていた予備校は、東京リーガルマインド(LEC)です。

ここに決めた理由は、面接対策がしっかりしているからです。

他の予備校を知りませんが、自身の弱点を的確に教えてくれる先生が多かったです。
(僕はほとんど面接対策にしか予備校を使っていませんでした)

面接対策では、自身の立ち振る舞いで問題のあった箇所を何度も修正しました。

  • 部屋への入り方
  • 挨拶
  • 話す速度
  • 視線
  • 社会への関心 etc...

これらを細かくチェックされます。最初は結構緊張します。

でも、これを4.5回こなすだけで、本番では落ち着いて対応できるようになりました。


内定を手に入れる

こうして実際の面接を経て、遂に僕は内定を手にすることができました。

でも、内定をもらった瞬間の気持ちは、「まあ、こんなもんか」でした。



1年も余分に就活しましたが、常にベストを尽くしてはいなかったからです。

朝から二度寝したり、夜遅くまでゲームしたりした日もありました。

後悔はありませんが、実りのある時間とは決して言えませんでした。


就職浪人の感想

この就職浪人を通じて感じたのは、

就活はやりたいときにやればいい

ということです。

周囲が就活を始めたときに、無理に始める必要はありません。



正直、人生って正解があるときの方が少ないと思います。

だから、大切なのは、自分の気持ちに正直に向き合うことだと思います。

「自分が」どう思うかが重要です。基準はあなたです。


いま何を感じていて、それをどうしたいですか?


その気持ちを、心の奥にしまわないでください。きっと後悔します。

ですから、このように思う必要はありません。

  • 修士に進学したんだから将来は研究者にならなきゃ。。。
  • 化学を勉強したんだから将来は化学メーカーに就職しないと。。。


でも、こんな風に執着してしまう人って意外に多いんです。

そんなことよりもむしろ、

  • 今はお金に興味があるから銀行関係を受けよう
  • 小さい時からゲームが好きだから、専攻とは違うけどゲーム業界を目指そう
  • てか就職したら不自由だから、とりあえず世界一周しよう


こんな感じで構いません。と言うか、これが普通です。

もちろん、これらを実行するには相応の勇気が必要です。

でも、この記事を読んでいるあなたは、

今まで頑張ったけど、それでも悩んでしまった人間ですよね?
だったら大丈夫です。

あなたは自分がやりたいと思ったことには全力で頑張れる人です。

また一からのスタートですが、それでもまたやり直せるはずです。


おわりに

以上で僕の就職浪人のお話は終わりです。

  • 就活に失敗してしまった
  • 今から働くのがいいのか
  • 内定を取ったけど行きたくない

など迷っている人がいたら、参考にしてもらえると嬉しいです。


  • この記事を書いた人
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けい

自他ともに認める「なんかええやつ」。 大学時代に多くの友人が悩みを抱えて退学したことから、人の心に寄り添える人間になることを決意。 現在、プロカウンセラーを目指して勉強中。 好きな言葉「人の成長は、未熟な過去に打ち勝つこと」

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