会社から直接あなたにスカウトが来る逆求人型サービス。
その中でも特に有名な、
「OfferBox(オファーボックス)」と「キミスカ」について徹底比較してみました!
この2つの違いを簡単にまとめたものが、こちらになります。
サービス | OfferBox | キミスカ |
---|---|---|
登録者数 | 125000人 | 90000人 |
企業数 | 7850社 | 300社 |
企業規模 | 大手、中小、ベンチャー | 中小、ベンチャー |
強み | 東証一部企業の34%が利用 | 企業との直接マッチングイベント |
適性検査 | 偏差値形式、自己PRが作れる | 点数形式、嘘を見抜く項目がある |
大手企業や上場企業を狙っている方は「OfferBox」
いろんな企業と直接会っていきたい方は「キミスカ」
を選ぶといいです!
もちろん、妥協せず万全を期して就活を戦いたい!という方は、どちらも使ってより自分の希望にあった会社を探すのもアリです!
これからそれぞれの違いについて、詳しくご紹介します。
OfferBoxとキミスカを徹底比較!
- 登録学生数
- 企業数
- 企業が送れるオファーの数
- 適性検査の方法
- イベントの有無
など数多くあります。
登録学生数はOfferBoxの方が多い
より多くの就活生がしているサービスの方が、安心感を感じる方も多いと思います。
どちらも多くの人が利用していますが、2023年現在、登録学生数はキミスカよりOfferBoxの方が多いです。
- OfferBox:125000人
- キミスカ:90000人
HR総研が2021年卒の就活生を対象に実施した「最も利用した就職ナビ・逆求人サイト」の調査の結果では、逆求人サービスでは「OfferBox」が3年連続No.1になっています。
なんと、全体でもマイナビ、リクナビ、ONE CARRERに次いで4位なんです!
ちなみにキミスカも就活生の4人に1人は利用していて、逆求人サイトでは2位、全体でも9位と上位なので、どちらも安心して利用できるサービスと言えます。
利用企業数もOfferBoxに軍配があがる
企業数が多い方がいい会社に出会える可能性は上がります。
利用している企業数を比べると、OfferBoxの方が多いです。
- OfferBox:13000社
- キミスカ:1800社
OfferBoxは企業の多さだけでなく、大手企業も数多く利用しています。
経済産業省、資生堂、マイクロソフト、日産、GREE、JCB などなど
そのため、大手を目指す方はOfferBoxの方がおすすめです。
より社会人として成長できるチャンスが多くある、中小企業やベンチャー企業を目指す方にとってはキミスカも力強い味方になります。
オファーの貴重さはキミスカが一歩リード!
OfferBoxでは、企業は1ヶ月につき100通まで学生にオファーを送ることができます。
一方でキミスカは100通以上送れるものの、企業のオファーの本気度合いが分かるシステムになっています!
具体的には、本気度に応じて「プラチナスカウト」、「本気スカウト」、「気になるスカウト」に分かれています。
- プラチナスカウト 30通/月
- 本気スカウト 100通/月
- 気になるスカウト 無制限
なんとプラチナスカウトはひと月30通しか送れません…!
そのため、プラチナスカウトをもらった人は企業にとって本当に欲しい人材ということになります。
企業の本気度や自分の市場価値を知りたい方は、キミスカをおすすめします!
適性検査は一長一短で引き分け(どっちもいい)
適性検査はどちらも力を入れていて、一概にどちらが良いとは言えませんでした!
本当に好みだと思います。
OfferBoxの適性検査「AnalyzeU+」
OfferBoxの適性検査「AnalyzeU+」は、次の2つの能力を偏差値で表してくれます。
- 社会人基礎力
(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力) - 次世代リーダー力
(やり続ける力、周囲を牽引する力、高め合う力)
また、特徴としては以下の通りです。
- 問題数が他のサービスと比べて多い(251問)
- 偏差値で表示されるので、相対的な実力がわかる
- 診断結果のアドバイスから自己PR文を作成できる
より詳しく自分の適性を調べたい方はOfferBoxがいいでしょう。
\「AnalyzeU+」を詳しく解説!/
-
「適性診断AnalyzeU+」について社会人が詳しく解説してみた【OfferBox】
キミスカの適性検査
キミスカ適性検査
- 性格の傾向
- 意欲の傾向
- 思考力の傾向
- ストレス耐性
- 価値観の傾向
- 職務適性
- 戦闘力
- 虚偽回答の傾向
- 人物像及び人材活用に関するコメント
他の適性検査と大きく違うのは、「虚偽回答の傾向」を知れることです。
やっぱり、自分をよく見せたいという気持ちはみんな持っています。
しかし、よく見せたいと思うあまりに本当の自分とは異なる選択をしてしまい、回答に一貫性がなくなることがあります。
自分に嘘をついていないか、その傾向を分析してくれるのが「キミスカ適性検査
これまで答えてきた回答は本当に自分の本心かどうか、その答えが知りたい方はキミスカ
\「キミスカ適性検査」を詳しく解説!/
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キミスカ適性検査は嘘を見抜く!自己分析の評判と実際に利用した感想!
他にも比べられない良いところがある
OfferBoxもキミスカも他にも多くのいい点があり、比べられない部分もあります!
比べられない部分をそれぞれ分けて紹介します!
OfferBox
- メーカー、IT、サービス業に強い
- アスリート向け、グローバル向け、Ph.D向けと専門的なサービスもある
- プロフィールは写真、動画、研究スライドなども入れられるので自分を自由に表現できる
キミスカ
- 企業と学生が実際に会えるイベント「キミスカLIVE!」がある
- 無料で就活コンサルタントに相談できる
- 選考状況をアピールでき、他の企業でいいところまで進んだ実績があれば、スカウトが来る
これまで比べてきた中で、より気になる方を試してみましょう!
オファーを多くもらうにはどうすればいいか
ここからは、オファーをもらうために必要なことをご紹介していきます。
- プロフィール作成に全力を費やす
- 自己分析をして自分の強みを押す
- 数で攻めるのもアリ
プロフィールはみっちり埋めよう!
逆求人型の就活サービスは、企業の人事に「いかに自分を魅力的にみせるか」が大切となってきます。
簡単にできる方法は、プロフィールをギチギチに埋めて熱意をアピールです!
実際にOfferBoxが公表しているデータとして、プロフィールを埋める度合いによって届くオファーの数が違うことが分かっています。
プロフィール入力率 ‥‥ オファー数
60〜69% ‥‥ 5.2通
70〜79% ‥‥ 9.0通
80〜89% ‥‥ 13.6通
90%以上 ‥‥ 24.6通
プロフィールを埋めるだけでも、こんなに違うなら埋めるしかないですよね!
自己分析をして、自分のアピールポイントを明確に伝えよう!
私の失敗の一つとして、「自分の強みが正確に把握できていなかった」ことが挙げられます。
見るからに声小さくて元気なさそうなのに、「アピールポイントは元気の良さです!」って言っても見抜かれます笑
そんな風に的外れなことをアピールしていたせいで、初めの方はESも面接も落ちまくりました。
しかし、本当の強みに気づいてからは選考がどんどん進むようになりました。
あなたにピッタリ合う強みは必ずあります。
それを知るためにも、自己分析はしっかり行った方がいいです!
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数で攻めるのも一つの手
一つ一つの企業に対してしっかり自己PRやエピソード、将来のビジョンを練って就活するのはもちろん素晴らしいことです。
それで内定を決められれば一番ですが、不安な方もいると思います。
そんな時は、数で攻めるのも一つの手です。
OfferBoxやキミスカのような逆求人型サイトの便利なところは、プロフィールを埋めておけば相手からオファーが来ること。
見る手間は増えますが、多くのサービスを利用して数を確保するのも立派な戦略です。
主な逆求人サイトを以下にご紹介しておきます!
数のOfferBox、質のキミスカ。自分に合う方を選ぼう。
就活の仕方に正解はありません。
数で押そうが、質で選ぼうが行きたい会社の内定がでればOKです!
大手狙いで多くの会社に自分を見て欲しい!という方は「OfferBox
主体的な仕事をしやすい中小企業狙いで、実際に企業の方とイベントなどで話していきたい方は「キミスカ
サイトの使いやすさも確かめたい方は、一度どちらも試して合いそうな方を選びましょう!