大学院生になれば、他の人達よりも高学歴になるし、研究も頑張っているから就活は多少有利になるだろう…。
そう思っていませんか?
実は、私はそんな風に思っていました。
しかし、現実は甘い世界ではありませんでした。
実際に就活をして、就活で勝つのは「研究を全力で頑張った人」ではなく、「就活の対策を全力で頑張った人達」だということを知りました。
この記事では、大学院で就活に苦労した私が、
「大学院生が就活に失敗しないための方法」
についてお伝えします。
就活で失敗しない方法を身につけて、就活を有利に進めましょう!
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大学院の就活で失敗してしまう理由
なぜ、就活で失敗してしまうのでしょうか。
失敗する理由は大きく分けて4つあります。
- 研究を優先しすぎて就活対策がおろそかになる
- 就活の情報が学部生と比べて少ない
- 専門的な勉強をしているため、他の業界に目を向けずに視野が狭くなる
- 大学院へ進学した明確な目的がない
大学院に行っているからこそ、就活に不利になる場合があるんです。
これからそれぞれについて、紹介します。
研究を優先しすぎて就活対策がおろそかになる
新しい結果が出そうな時や報告会などのプレゼンが近い時など、研究に時間をかけないといけないことが多くあります。
私も、報告会前日には研究室で夜をすごしてました。
しかし、納得のいく企業に就職したい場合、研究だけしていてはいけません。
研究と同じで就活も、日々の積み重ねが大事です。
日々の企業研究やインターンの参加をおろそかにしたために、有益な情報を逃してしまうことがあります。
就活の情報が学部生と比べて少ない
学部生でもなれる営業職や事務職などの職種の場合は、数が多いので情報が不足することはありません。
一方で、研究職など大学院卒のみの採用枠の場合、説明会や「みん就」などの就活情報サイトでも得られる情報が少ないです。
情報が少ないまま、就活をすると中身が無い内容を書いてしまうことになるため、ESや面接で落とされる可能性が高くなります。
就活における情報収集力の有無は、ESの通過率やその後の面接に大きく影響します。
そのため、インターンシップやOB訪問に時間をかけて情報を集めた方が、就活を有利に進めることができます。
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専門的な勉強をしているため、他の業界に目を向けずに視野が狭くなる
せっかく学んできた専門を活かしたい気持ちはすごくわかります。
しかし、一度よく考えて欲しいのです。
それは、本当に自分のやりたい仕事なのかどうかを。
しっかり、考えた上で業界を選ばないと自分の思っていた仕事と違ってくるかもしれません。
例えば、医薬品と一言で言っても、多くの関わり方があります。
- 薬の成分を探す基礎研究
- 薬を形にする製剤技術開発
- 薬の安全性を確かめる治験業務
- 医薬品開発を支援するソフトを作るIT企業
- 装置を開発する機械メーカー
- 薬のパンフレットやCMを作る広告代理店
多くの選択肢があるからこそ、就活を始めたての頃は、他の業界も見てみましょう。
もしかしたら、あなたの理想の働き方が見つかるかもしれません。
OfferBoxやキミスカなどのオファー型就活サイトを使うと、企業から直接アプローチが来るので、これまで知らなかった新しい業界を見つけることができます!
大学院へ進学した明確な目的がない
「周りの人が進学するから自分も進学した」
そんな理由で大学院へ行った人もいるでしょう。
その理由が悪いわけではないのです。
進学することで見えてくるものもあります。
しかし、就活においては理由がないことは悪いこと捉えられがちです。
面接官はあなたがどういう考えを持って、これまでの人生を過ごしてきたかを知りたいので、大学院へ進学した理由は明確にしておきましょう。
曖昧なままでは、「あなたという人間がわからなかった」なんて理由で落とされる可能性があります。
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就活に失敗しない4つの方法
大学院生の就活で失敗しないためには、先ほど紹介したような「失敗する理由」を無くすことが大事です。
具体的には、この行動をしましょう。
- 研究を優先しすぎずに、企業説明会、インターンシップに積極的に参加する
- 専門職を目指すならば、インターンシップやOB訪問を利用して、他の人より情報を多く得る
- 自分の本当にしたい仕事は何かを考えて、特定の業界だけでなく他の業界にも視野を広げて就活をする
- 大学院へ進学した明確な理由を考えて、企業に自分の人柄を説明できるようにする
これらのことを心がけて就活を行うことで、就活における失敗の可能性を大きく減らすことができるでしょう。
実際に私の周りでも、いち早く就活の情報を集めて、インターンシップに参加していた人は大手企業に就職できていました。
また、明確な目的をもって外部の大学院へ進学した私も、目標だった製薬業界に研究職になんとか採用してもらうことができました。
上記の4つの項目を踏まえて就活と研究を両立させましょう!
これから、それぞれについて紹介します!
企業説明会、インターンシップに積極的に参加する
企業説明会やインターンシップには積極的に参加するべきです。
なぜなら、会社の公式サイト上では得られない情報が多く得られるからです。
- 社内の雰囲気はどんな感じか、自分に合っているのかわかる
- 同じ業界で数社の説明会に参加することで、それぞれの強みがわかる
- インターンシップ参加した人だけの特別な選考に進める
- 自分が気になっていることを直接聞ける
ここは、前に行った会社とやってる事業が近いから行かない。
なんて、主観的な判断でチャンスを逃さないようにしてください。
大学院生なら特に、会社との関係性やコネが大事になってきます。
私の内定も、説明会の時に人事部長と仲良くなったことで開けた道です。
大学院生の期間よりも社会人の期間の方が圧倒的に長いので、研究が疎かになったとしても就活だけは疎かにせず、企業説明会やインターンシップには行きましょう!
インターンシップ募集のあるサイト
専門職を目指すならばOB訪問をするべき
あなたがもし研究職などの専門職を目指しているのであれば、OB訪問をしましょう。
研究職は採用人数がそもそも少ないですし、企業の根幹を担う部分なので、会社が本当に欲しい人材を見極めて採用します。
欲しい人材を見極めるには、OB訪問をして直接採用されている人と話すのがオススメです。
その先輩が実際に面接で聞かれた質問や答えた内容、仕事内容を聞いて、
- 自分だとどう回答するのかのシミュレーション
- 仕事の理解と具体的なイメージ
- 自分がその会社に貢献できること
などを考えておくことで、会社が欲しい人材像と自分をすり合わせることができます。
特定の業界だけでなく、幅広く視野を広げてみること
これは、私が就活するときに後悔したことです。
私はこれまで病気の原因を特定したり、薬になる成分の開発を行っていたために、製薬企業ばかり受けていました。
しかし、製薬企業はかなり倍率の高い業界なのでことごとく落とされて、精神的に悪い影響が出てきました。
製薬企業には入りましたが、自分のやりたいことが出来るわけではありませんでした。
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薬を作るためには研究者だけの力ではできません。
- 機器メーカー
- IT企業
- 商社
- 広告代理店
など多くの人の力を必要とします。
あなたがやりたいことは本当にその業界なのかを知るためにも、まずは違う分野にも目を向けてみて、自分の可能性を広げた方がいいです。
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理系であればアカリクも、院生向けの求人が多くておすすめです。
自分の軸や考えは、一番に詰めておく
就活はどこから始めるべきか。
それは、自己分析です。
面接で見られていることは、あなたのマナーや研究内容、能力もありますが、何よりも重視されれていることは「あなた自身のこと」なのです。
あなたの発言に一貫性があるか。信念があるか。
あなたの考えは、この会社と合っているのか。
そこを面接官は重視しています。
そのため、自分の強みや弱み、本当にやりたいことなど自分に関することはしっかりと時間をかけて軸を決めて、就活に臨みましょう。
そうすることで、就活が決まりやすくなるでしょう。
自己分析は無料のサービスを利用して行うと、効率的にできてオススメです。
実際に私が自己分析に使って、良いと感じたものを紹介します。
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企業からのスカウトも来るので、ついでに就活もできて一石二鳥です。
現役生達が実際に行っている自己分析の方法についてはコチラの記事も参考にしてください!
早くから取り組んで、就活を納得できるものにしよう
今回は、理系院生へ向けて就活に失敗する理由と失敗しない方法をご紹介しました。
大事なのは、早めに就活を始めて日々情報を収集することです。
売り手市場と呼ばれる時でも、油断せずに頑張ってくださいね!
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