自己分析を一人でやっていると、ちゃんと出来ているか、これで十分なのか不安になりませんか?
一人でじっくり自己分析を行うのは、もちろん大切なことです。
しかし自分だけでなく、客観的に自分自身を評価してもらうのも同じくらい大切だと就活で気づきました。
客観的に分析することで、自分の意外な一面や、薄々感じていたけど目を逸らしていた部分が見えてくるんです。
客観的な分析は家族や友人に頼むのも1つの方法ですが、気恥ずかしかったり、思いもよらないことを言われたらどうしよう…と聞きにくい方もいると思います。
そんな方は、キミスカの適性検査を利用することで、誰かに聞かなくても自己分析をより深められます。
この記事では、キミスカ適性検査の結果から自己分析に活かす方法について、実際に私の自己分析を例に紹介します。
\客観的に自分を見つめ直すなら/
キミスカで自己分析するまでの手順
キミスカでの自己分析のために必要なのは、3ステップです!
- 会員登録
- プロフィールの記入
- 適性検査へ
ステップ1:会員登録
キミスカ適性検査を受けるには、まずはキミスカ公式サイトで登録をしましょう。
卒業年度を選んだのち、メールアドレスとパスワードを入力すると、登録完了のメールが送られてきます。
ステップ2:プロフィールの記入
氏名などのプロフィールの記入と、詳細プロフィールとして「自己PR」があります。
自己PRは文字数制限などはないので、他のESの自己PRをコピペしても大丈夫です!
ステップ3:適性検査へ
情報の登録が終わると、適性検査ができます!
15〜20分で終わるので、今時間がある方は終わらせてしまいましょう!
結果を見ながらの方が、これからの内容がより分かりやすいと思います。
実際の結果と分析項目を紹介!
キミスカ適性検査で分析される項目は10こで、最後のコメント以外はそれぞれ点数として表されます。
- 性格の傾向
- 意欲の傾向
- 思考力の傾向
- ストレス耐性
- 価値観の傾向
- ネガティブ傾向
- 職務適性
- 戦闘力
- 虚偽回答の傾向
- 人物像及び人材活用に関するコメント
キミスカ適性検査は他の自己分析ツールである、OfferBoxの「AnalyzeU+」やdodaキャンパスの「GPS」よりも分析項目が多く、ストレス耐性やネガティブ、虚偽回答の傾向などキミスカにしかないものもあります。
他の2つの自己分析ツールは「社会人としての適性」を見ているのに対して、キミスカは「ありのままの自分が持つ適性」を見ている印象でした。
それでは、これらの分析結果を詳しく紹介します!
① 性格の傾向
性格の傾向は、以下の7項目が測定されます。
性格の傾向
活動性、社交性、慎重性、新奇性、固執性、主体性、決断性
得点は50点付近が平均になっています。40-60点の間では普通の人ですが、40よりも小さい、もしくは60より大きいと「あなたの特徴」と言えるでしょう。
私の場合は慎重性60点、主体性64点、決断性60点なので、普通の人よりも「慎重、丁寧、神経質」で「人と迎合しない、自信過剰」そして「合理的、独善的」となりました!
② 意欲の傾向
意欲の傾向は次の7項目です。
意欲の傾向
向上欲求、挑戦欲求、自律欲求、探求欲求、啓発欲求、承認欲求、エネルギー
なぜか、全ての値において平均より低くなっています…!成長も挑戦もあまり関心がないみたいです。
承認欲求では31点と、ものすごく低い値を出してしまいました。他者に認められたい気持ちが低いところはあると思います。
③ 思考力の傾向
思考力は次の4項目で、考えて行動に移せるかを見ています。
思考力の傾向
直観力、論理力、実行力、共感力
思考力の傾向では、平均以上なのは論理力だけでした。「筋道立てて思考し、物音を定性的・定量的に捉える力」があるみたいです。
④ ストレス耐性
ストレス耐性は次の2項目です。
ストレス耐性
精神的耐性、身体的耐性
ストレス耐性は2項目とも平均以上でした!
精神的にも身体的にもメンタルは鋼のように強いみたいです。
⑤ 価値観の傾向
価値観の傾向は次の5項目です。
価値観の傾向
公益志向、成長志向、金権志向、享楽志向、安定志向
成長にもお金にも娯楽にも安定にも、特に価値を感じていない人みたいです、私。
唯一の価値観は「人の役に立つこと」と分析されました。
⑥ ネガティブ傾向
ネガティブ傾向は次の6項目です。
ネガティブ傾向
非自尊傾向、気分傾向、悲観傾向、非倫理傾向、モラトリアム傾向、不適応傾向
全てにおいて平均より低く、圧倒的にポジティブみたいです!
仕事面でのトラブルにはめっぽう強かったです。
⑦ 職務適性
職務適性は次の8項目です。
職務適性
- 人間関係を築いていく職務
- フットワークの軽さを必要とする職務
- リーダーシップを必要とする職務
- 過去に事例のない新しい職務
- 反復・継続的な職務
- 企画力や創造力を必要とする職務
- 丁寧さ注意深さを必要とする職務
- 情報を集め問題を分析する職務
過去に事例のない新しい職務、丁寧さ注意深さを必要とする職務が向いている結果となりました!
⑧ 戦闘力
戦闘力は、ビジネスにおける戦闘力の高さを測定してくれます!
私の結果は5819点と、平均より若干高かったので、少し安心しました。
⑨ 虚偽解答の傾向
虚偽解答の傾向は、適性検査の回答に矛盾がないかを見てくれています。
虚偽解答は全くの0なので、一貫して解答ができていたようです。
⑩ 人物像及び人材活用に関するコメント
最後に人物像と、自分に合っている職業についての総合評価があります。
総合評価をまとめると、以下のようでした!
総合評価
<長所>
実質的、意思がはっきりしている、細やかで丁寧
ストレスに強く体調不良になりにくい
自主性を持ち自発的、知的好奇心がある、筋道立てて思考し理解が良い、行動力や実行力を期待できる
<短所>
他者への配慮に欠ける、自己主張が強く断定的、些細なことを気にする
感情面に鈍感
役割意識に欠け利己的
<職務適性>
品質管理や検品・監査といった注意深く丁寧な視点が求められるような仕事で、能力発揮できる可能性がある。
また、新規事業といった、状況に応じて判断し不測の事態にも柔軟な対応が求められる、前例や事例がない新しい仕事で、能力発揮できる可能性がある。
仕事をさせるにあたっては、刺激の少ない単調な仕事ではマンネリ化しやすいため、ある程度プレッシャーや緊張感の高い職務に配置する方が望ましい。
\自分の得点を知る/
結果から自己分析に活かすやり方
それでは、これからキミスカ適性診断の結果を自己分析と照らし合わせて、自分がどんな人間なのかを見ていきたいと思います。
過去の記事で普通の自己分析を行なっているので、その時の結果を流用して使います!
まだ、自己分析を行なっていない方は、よければこちらを参考にしてください。
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以前の記事では「自分史」と「モチベーショングラフ」、「クロスSWOT分析」で自己分析していたのですが、結果をまとめるとこんな感じでした!
- 間違っていること、理不尽なことが許せない性格
- 長所は理系の専門知識と継続力、新しいことに挑戦すること
- 短所は優柔不断と事務的作業、集中力がない
- 行きたい企業は外資系の製薬企業、自分の裁量が大きいITベンチャー、AI医療システムを開発しているIT企業
この時の自己分析と今回の結果を照らし合わせて、合っている部分を赤、知らなかった部分を青で示しました。
キミスカの結果
<長所>
実質的、意思力、丁寧、ストレス耐性、自主性、知的好奇心、論理的、行動力、実行力
<短所>
他者への配慮に欠ける、自己主張が強い、細かい、感情面に鈍感、利己的
<職務適性>
品質管理や検品・監査など注意深く丁寧な視点が求められるような仕事。
新規事業といった前例や事例がない新しい仕事。
刺激の少ない単調な仕事ではマンネリ化しやすく、緊張感の高い職務に配置。
こうみると短所が、全く自己分析と一致していないことがわかります。
自分に向いていることや好きなこと、長所などはポジティブな要素なので、素直に自分を見つめることができています。
しかし、ネガティブな要素である短所は、普段から目を逸らしてしまって、ちゃんと分かっていないのでしょう。
私の自己分析の甘さもあると思いますが、キミスカ適性検査を使うことで、自分でも知らなかった一面、特に短所について知れました。
就活では自分の短所をきちんと把握していないと、面接での言葉と態度が矛盾してしまい、
「嘘をついているんじゃないか」
「この仕事には合ってないんじゃないか」
と面接官を不安にさせてしまいます。
結果と自分の認識との差を見て、今までの自分を振り返ることで、より自分のやりたい仕事が見つかるので、一度は自己分析ツールを使って分析することをおすすめします!
\客観的な分析でより自分を知る/
キミスカ適性検査の口コミや評判、特徴はこちらの記事でもまとめています!
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キミスカ適性検査と並ぶ、有名な自己分析ツールの紹介
自己分析ツールは、数多くありますがその中でも有名3つを紹介します!
- OfferBox「AnalyzeU+」
- dodaキャンパス「GPS」
- Future Finder「心理統計学」
どれも就活サイトとしての役割もあるので、色んな企業を知りたい方は登録しておいて損はありません。
OfferBox「AnalyzeU+」
適性検査の特徴
- 他より圧倒的に多い251問の質問で、詳細に分析
- 社会人基礎力と次世代リーダー力がわかる
- 診断結果が自己PRへとつながる
「OfferBox」は就活生の3分の1が利用する、最大手のスカウト型逆求人サイトです。
適性検査も有名で、他と比べてかなり多い251問の質問から、社会人としての力を正確に測ることができ、あなたの強みと弱みが分かります。
診断結果をもとにあなたのエピソードを付け足すことで、自己PRを作る助けにもなる自己分析ツールです!
dodaキャンパス「GPS」
適性検査の特徴
- 仕事に必要な「問題解決力」を測定
- 企業でのWebテストにも採用されている
- 設問数が23問でお手軽
「dodaキャンパス」は就活セミナーや早期インターンの募集も盛んに行われている、逆求人サイトです。
dodaキャンパスの自己分析ツールであるGPS適性診断では、「レジリエンス(適応能力)」「リーダーシップ」「コラボレーション(他者との協働)」の3つの指標から分析されます。
設問数が少なく、短時間で分析ができるので自己分析に費やす時間を節約できます。
Future Finder「心理統計学」
適性検査の特徴
- 心理学で最も根拠がある「Big5分析」が受けられる
- 分析結果が長文で書かれていて、正確に把握できる
- 質問がどういう人と働きたいか、どんな働き方がしたいかなど具体的
「Future Finder」は最初に自己分析をすることで、自分の本質に合った企業を探せるサービスです。
心理統計学を取り入れた適性診断が特徴で、科学的・心理学的に最も信頼度が高い「Big5分析」という性格診断も行われます。
また、正確な診断に力を入れているので、質問もすごく具体的で、ちゃんと診断されている実感を持って答えることができます。
キミスカなどの自己分析ツールを使って、まだ知らない自分と出会おう
自分のことは普段から考えているようで、実はあんまり分かってなかったりします。
そういう意味では就活は、「自分の本当の気持ち」に気付けるいい機会だと思います。
人生でこんなに自分について真剣に考えることはないので、後悔しないようにキミスカ適性検査などの自己分析ツールをうまく使って、納得のいく就活にしましょう!
私の就活の経験などを紹介していますので、こちらも参考にしてください。