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【院試対策】大学院進学の流れを詳しく紹介!内部と外部の違いを図解します!

かずや
これから4年生になるけど、大学院進学までのスケジュールってどうなってるの?
大学院までのスケジュールを外部生と内部生に分けて紹介するよ!
ゆうすけ


大学院に進学する人は、次の2つの道のどちらかを進むことになります。

自分の通っている大学の大学院へ行く「内部進学」

他の大学の大学院へ行く「外部進学」


どちらの道を選ぶかによって、行うべき行動が大きく変わります。

この記事では、内部進学と外部進学がそれぞれ、どのようなスケジュールで進むのかについて簡単に紹介します。


大学院進学までの流れ


今回は、大学院進学までのスケジュールを図に表しています。

この図を作るにあたって、私の経験と周りの友人の話、そして旧帝大の7大学の文系と理系の受験要項を参考にしました。

それでは、見ていきましょう!


内部進学する場合

大学院に進学する多くの人は内部進学を選びます。

内部進学する場合、流れは次のようになるでしょう(図1)。


冬に行われる大学入試とは大きく違い、大学院入試は夏に本番を迎えます

6月~7月頃に出願が始まり、8月~9月に入試が行われます。

8月に受験した場合は9月に合格発表があり、9月に受験した場合は10月に合格発表されることが多いです。


また、学科によっては2次募集が冬にあります。2次募集は募集人数が少ないので、夏よりも合格が難しくなります。必ず、夏の大学院入試で合格するようにしましょう。


内部受験の人は入試の過去問や、その解答が先輩達から後輩へ代々引き継がれていることがあるので、受験勉強は出願が始まる6月~7月に始める人が多いようです。

4年生になって間もなく願書提出の時期が来るので、3年生の内から大学院へ進学するかどうか考えることをおすすめします。


外部進学する場合

外部進学する人は、他の大学院の情報を集めたりする必要があります。そのため、内部進学する人よりも忙しいスケジュールになります。

具体的な流れは、以下の図2をご覧ください。

灰色の背景に実線で表しているのは、必須ではないが推奨すること
灰色の背景に点線で表しているのは、必須ではないが人によってはしていることです。

内部進学と異なる点は、次の4つです。

  1. 研究室訪問
  2. 大学院説明会
  3. 研究室挨拶
  4. 研究体験

これから、それぞれについて簡単に説明していきます。


研究室訪問

研究室訪問とは、文字通りどのような研究室なのかを知るために実際に自らアポイントメントを取り、訪問することです。

これは、必ず行った方がいいです。


研究室訪問することで分かることが多くあります。

  • 今はどんな研究をしているのか
  • 教授との相性はいいか
  • 受験勉強はどうすればいいか
  • 研究室の設備

などなど。

研究室訪問で見ていた方が良いところ、聞いておいた方が良いことなどの具体的な内容は、こちらの記事で紹介しています。


どこの大学院を選ぶかで人生が変わると言っても過言ではないので、研究室訪問はできるだけするようにしましょう!

訪問の時期はいつでもいいのですが、おすすめは3月〜5月です。

なぜなら、修士は2月に修論を提出し、研究発表も終えているので、3月から5月にかけては時間がある教授が多いからです。


6月以降は願書の提出や受験勉強をしないといけないので、早めに研究室訪問はしておきましょう。


大学院説明会

大学院説明会とは、大学側が受験生向けに行う説明会です。例年、4月から6月にかけて行われます。

大学院説明会は各研究室の概要を知ることができる他に、いくつかの研究室を見学することもできます。


複数の研究室の情報を効率的に知ることができるので、興味のある研究室がいくつかある人は積極的に参加しましょう。

研究室訪問と違い、何人も人がいるので、学生や先生とゆっくり話すことは難しいでしょう。詳しく研究室について知りたいのであれば、研究室訪問をおすすめします。


研究室挨拶

研究室挨拶は、合格後に「春から、お世話になります。」と挨拶に伺うことです。

研究室見学をしなかった場合、相手もどんな人が入ってくるのか分からないので、顔合わせという意味も含めて挨拶に行くと良いでしょう。


研究室訪問もそうですが、必ず教授にアポイントメントを取ってから行くようにしましょう。


研究体験

研究体験とは、入学をする前の3月頃から大学院の研究室へ行く許可をもらい、研究を体験することです。

これは、本当にやる気のある人だけ行うと良いと思います。


私は、研究体験はしませんでしたが、私と同じく外部進学した友人は3月に体験で研究をしに行っていました。

入学前から通うことで、教授陣にもやる気が伝わりますし、研究室のメンバーとも仲良くなることができるので、4月からの生活にも馴染みやすくなるでしょう。


スケジュールを知って、時間に余裕を持とう

この記事では、大学院進学までの流れを紹介しました。

外部進学をしようとすると、色々な大学院を見て回ることになるので、意外と忙しくなります。


前もってどんなイベントがあるのかを知っておけば、予定を立てやすくなるので時間に余裕をもって大学院受験に備えましょう!



 

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