さて、今日は僕の就活について話します。
今更ですが僕は大学院卒業後に就職浪人をしています。
そのため、在学中と合わせて就活を2回経験しました。
大学院までいったのに、就活に失敗して「死にたい…」と絶望したのを覚えています。
でも、なんとか今では公務員となり、働けています。
本記事では、そんな僕が就職浪人を決意したに経緯について書きます。
- これからの就活が不安だ…
- 就活で失敗して死にたい…
そんな人たちを、この体験談を通して少しでも勇気付けられれば嬉しいです。
就活を失敗して失ったのは、見栄とプライドだけだった
就活に失敗した方へ。
最初に言っておきますが、就活に失敗してもあなたは死にませんし、死ぬ必要もありません。
大学で就活失敗、全然OKです。僕なんて大学院ですからね。2年さらに歳いっちゃってます。
フリーターになろうが、三流企業に行こうが、生物的には死にません。
死ぬのはこれまで無駄に大切にしてきた、見栄やプライドでした。
「周りはもう決まってるのに」
「大学院まで行ったんだからいい企業に就職しなきゃ」
そんな無駄なプライドが邪魔をして、行きたくもない大企業を受けて、より就活がダメになる悪循環に入ってました。
でも、就職浪人をしたおかげで気づきました。
「自分以外の誰も気にしてない見栄が、そんなに大切なのか?自分を犠牲にしてまで貫きたい信念なのか?」
と。
その無駄な執着を手放せたおかげで、今があります。
就活解禁したけど、やりたい仕事がなかった。
僕が就活を始めたのは、2月の末でした。
当時は3月が就活解禁の時期だったので、かなり遅いスタートです。
僕は大学院で化学関係の研究をしており、研究室はかなりハードでした。
ただ、友人には恵まれており、将来の話をすることで何とか精神を保っていました^^;
ところが、ある日、僕は自身の重大な欠陥に気づきました。 それは、
僕には「やりたい仕事がなかった」のです。
当時の僕は、好きな仕事はあっても、それを会社でやる姿を全く想像していませんでした。
そんな就活中の僕の心は、
「周りが就活する姿に焦りを覚えながらも、やりたいと思える仕事はない。でも、やらないとダメな気がする」
「それじゃやりたい仕事はどうやって見つけるのか。……やっぱり分からないから、取りあえず説明会には行かないと」
というぼんやりとした不安に支配されていました。
ESと面接での大敗
この状態を放置したまま就活を続けた結果、僕の仕事に対する希望は、
- 勤務地
- 給料
これだけを重視するようになりました。
将来の具体的な目標がない人って、こういう傾向に陥りやすいと思います。
つまり、就活で重要視する要素が、他人の定めたものばかりになってしまうのです。
自分の軸がないわけですから、ESや面接でも自分の気持ちを素直に表現できません。
結果は連戦連敗でした。
半端な気持ちを見透かされてたんでしょうね。地獄でした。
自己分析で軸を決めるのは、大切なんだと気づきました。
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一回目の就活を終えて
最終的に1社の化学メーカーから内定をいただきましたが、就職するかは決めかねていました。
このとき自分には、ある考えが芽生えていたからです。
それは、十分な時間があれば納得のいく結果が得られるのではないかというものです。
当時の僕は就活にかける時間が十分になかったので、この考えは妥当だと思っていました。
そこで卒業後にもう一度就活し、今度こそ納得のいく結果を出すと決めました。
- 1年のブランクを快く思わない企業
- 金銭面、精神面
これらが不安要素でしたが、妥協を許せなかった僕は就職浪人を決意しました。
そして7月中旬、僕は内定を辞退し、晴れて浪人生への道を歩み始めたのでした。
卒業するまでの間は、自分の本当に自分のやりたいことを何度も練り直しました。
そして、公務員を目指すことにしました。
公務員試験勉強は結局卒業までしませんでした^^;
いつも逃げてました。
まとめ
取りあえず、僕が就職浪人に至るまでを書きました。
次は就職浪人中の出来事について書きます。
就活を後悔しないために読んでほしい記事です。