大学院生活

大学院での外部進学生は辛い。でも、それは「成長」のチャンスでもある。

私は、そのへんの私立大学から旧帝の国立大学院に進学しました。

大学院生活を振り返ると、今では「通っててよかったな」って素直に思います。


しかし、


修士1年の時は、ただ、ただ辛い毎日を送っていました。


大学院生活が4月から始まって、5月を過ぎた頃には、通学中の電車の中で「大学院 中退 就職」って調べていました。


外部からの進学って特に辛いんですよね。

研究室のメンバーとのコミュニケーションや研究室のルール、新しい研究テーマに慣れていないので、内部生と違って全て1からやり直しになります。

そのため、自分が周りより劣っていると感じて、自分が何もできない人のように思ってしまうんです。


私の場合は、普通の私立から旧帝大に進学したので、実際に実力差はかなりありました。

  • 自分よりも年下の後輩の方が優秀
  • 同期の中では誰よりも結果が出せない
  • 結果が出ないから、教授には怒られ続ける
  • 前日徹夜で作ったパワポは、みんなの前でダメ出しされまくる

何を取ってもみんなよりできなくて、どうしようもなく悲しい気持ちで過ごしてました。



でも、それは「その時だけ」だったんです。


自分が辛いと感じるのには、必ず原因があります。

その原因を解消して辛さを乗り越えられれば、「辛さを乗り越えられた自信」と「確かな実力」が身について、卒業後でも胸を張って社会で活躍できます。


今が辛くて心が折れそうな方に、このことを伝えたいと思い、記事を書くことにしました。


今回の記事では、

こんな方におすすめ

  • 大学院に外部進学して、今「辛い」と感じている方
  • 大学院での「辛さ」を乗り越えたい方

へ向けて、

  • 私が実践した、辛い現実との向き合う方法、考え方

についてお伝えしたいと思います。


辛さを乗り越えるには「辛さの原因」を知ることが大事

私が辛かった1番の原因は、「周りとの実力差」でした。

大学生の時の研究室は、厳しくもなければ結果も出ていないような、ゆるい研究室でした。

最低限の研究をしておけば、怒られることもなかったです。


そのため、かなり甘く育ちました。


それが、大学院へ行くと私を取り巻く世界は一変しました。

  • みんな朝から晩まで自主的に実験をする
  • 頭も賢く、優秀で英語も日常会話ぐらいなら話せる
  • 結果が出てないと、めちゃくちゃ教授に怒られる

普通の私立と上位の国立でここまで差があるのか…。

絶望とともに焦りました。

でも、焦ってもすぐに実力は上がったりしません。


修士1年の間は、ずっと結果は出ず、教授には毎回、何時間も怒られてました。


今、あなたが辛いと感じていることにも理由があるはずです。

  • 周りとの差を感じてしまうから辛い
  • どれだけやっても結果が出なくて辛い
  • 教授が厳しくて辛い
  • 人間関係が上手くいかなくて辛い

まずは、「なぜ、自分は今辛いのか?」と辛いと感じる原因を掘り下げてみましょう。


原因が分かれば「解決方法」がわかる

辛さから解放されるには、「辛い原因を取り除く」ことが大事になります。


私の場合は「自分の実力不足」が原因でした。

  • 研究分野について詳しければ、結果を出すための案を出せる
  • もっとプレゼンの技術があれば、発表でも怒られずに済む
  • もっと英語ができれば、多くの論文が読める

だから、もっともっと頑張ろう。

と思って、がむしゃらに頑張ることで辛さと向き合うことにしました。


そうして頑張るうちに実力がついてきて、世界も変わってきました。


知識がついて、実験は徐々に結果を出し始めて、発表の内容が充実して、教授も満足して、心と時間に余裕ができて、勉強して、知識をつけて、実験するの繰り返し。


どんどん右肩上がりに、調子をつけてきて、それが自信に繋がって辛いことがなくなりました。

問題が解決できると、好循環が生まれます。


研究を頑張りすぎた分、就活が疎かになって、内定を得るのにかなり苦戦したんですけどね笑


原因が分かれば、解決方法に向かって進むことができるようになります。

そのため、「どうすれば問題を解決できるか」を考えましょう。

  • 英語での雑誌会や勉強会が辛い
    → オンライン英会話や留学生との交流で英語力を身につける

  • 人間関係が辛い
    →教授や周りの人に相談する、違う研究室へ移ることを考える

解決案が出てくれば、あとは少しずつ実践していくことができます。


辛さを「少しずつ」軽くしていく作業をする

環境を変えない限り、いきなり辛さがなくなることはありません。

あなたが変わっていくまでの間は、辛いことに立ち向かねばなりません。


今から少しずつ、辛さを軽くしていくための作業を行なっていきましょう。


私は、プレゼンが下手くそだったので、まずは「指摘されたところは徹底的に直そう」と決めて、次回の発表のときには必ず直してきました。

それとともに、スライドのクオリティを少しずつ上げていきました。


そうすることで、みんなの前で3時間怒られてたのが、2時間、1時間と減って、修士2年になる頃には何も言われなくなり、それからは褒められるようになりました。

▼その時のテクニックをまとめました!▼

プレゼン
いいプレゼンに必要な15個のコツ!スライドの作り方や構成について。

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また、研究と英語力不足は論文を毎日1報読んで、内容をマインドマップと論文管理のソフトにまとめてました。

そうすることで、体系的に研究テーマについて学び、なおかつ学術的な英語を理解できるようになったんです。


このように、1つ1つは小さなことですが、それが1週間、1ヶ月、半年となるにつれて大きな変化となってきます。

そして、気づいたときには時間が過ぎて、卒業が近くなっています。

それとともに、成長して辛い気持ちも和らいでいます。


「できること」を少しずつ積み重ねていきましょう。


私流「辛さを紛らわす方法」

でも、少しずつしか変わらないなら、「今の辛い気持ちはどうすればいいんだ」ってなりますよね。

確かに、成長するまでの過程は辛さがどうしても付きまとってきます。


そこで、私が院生のときにしていた

「辛さを和らげる方法」を紹介します。


頭を空っぽにできる曲を聴く

私は、研究室にいくのが辛かったので、せめてそれまでの間は楽しい気分でいよう。

と考えて、ポップな曲を聴いて頭を空っぽにしてました。


当時は、「パスピエ」をめっちゃ聴いて通学してました。

「花」とか「七色の少年」とかが好きです。


パスピエが私の大学院生活を支えてくれていました。


このように、音楽で明るい気分になるのは結構いいですよ!

音楽以外にも、映画や本など、あなたなりの気分転換を見つけましょう!


学生であれば、月250円で「音楽聴き放題、映画・ドラマ・アニメ見放題、本読み放題」になるAmazon Studentが最高でした。

今でも入ってますが、院生の時にはよくお世話になりました!おすすめです。


研究室の同期と食堂やピロティーでサボりながら将来の話をする

これも最高です。

私の救いだったのは、周りの人たちがいい人だったことです。


毎日毎日、休みなしで研究を続けるのはしんどい。

たまには、サボったっていいんです。


食堂に行って、何時間もダラダラ喋って過ごす時間は辛さを忘れさせてくれました。

「俺、卒業したらこんなんやってみたい!」
「絶対おもろいやんそれww」

みたいな卒業後の将来の話をするのは、精神的な支えになりました。


夏は同期と毎日ガリガリ君を買って、当たり棒が出るのを期待したり、

小腹が空いたら何人か誘ってLチキを買って、バレないように実験室で食べたりなんかして、紛らわせてました。


辛さで押しつぶされるのは、真面目な人に多いです。

いつも頑張っているんだから、たまにはサボったってバチは当たりませんよ!


残り日数をカウントしてくれるアプリを入れる

地味に楽しみになっていたのがこれです。

大学院を早く卒業したすぎて、「残り200日」ぐらいからカウントダウンアプリで後何日で卒業できるかを見ていました。


1週間経っても「残り193日」と表示されて、「まだまだやんけ!」って同期と嘆きながら、日々過ごして。

気付いたら、「残り30日」になってました。


その頃からは、

「あっという間やったなぁー」
「もう1ヶ月切るやん」

とか話しながら感慨深さを感じていました。


残り日数がわかると、「あと少し頑張ろう」という気分が湧いてきたんです。


マラソンで言う、「次の電柱までは頑張る」理論です。

あと3日で150日。あと2日で100日。

それまで乗り越えてきた自分にも自信が持てるようになるので、おすすめです!


大学院だけが「全て」じゃない

大学院は研究室に閉じこもっている分、視野が狭くなります。

大学院での経験は確かに、貴重で得るものも大きいです。


しかし、大学院に行くことだけが全てではありません。

私は製薬の研究者になりたいがために、大学院へ進学しましたが、次の転職では研究員にならなくてもいいと思っています。

人を病から救う仕事をするのには変わりませんが。


自分自身の考えなんて、すぐに方向転換してしまいます。

なので、大学院が辛すぎて無理だと思ったら、休学するのも退学して違う道に進むのも、全然ありです。

逃げではありません。

立派な選択です。


あなたが納得できることであれば、世間体など気にせず、好きな道を選んでください!


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