これから大学院を目指す方に、こんなマイナスなことは言いたくないですが、
すみません、大学院生は忙しい時期が多いです…!!
もちろん研究室による部分も大きいですが、有機化学系の私は当たり前の様に徹夜で実験や、毎日カフェインと栄養ドリンク漬けの生活を送っていました。
朝の通学路でクロワッサン片手にリポDを飲む。
こんなクレイジーな生活を送らないために、この記事で忙しい時期を知り、前もって対策をしましょう!
\修士の年間スケジュールや生活を知りたい方へ!/
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ブラック理系大学院生のリアルな生活【1日・1週間・1年】
大学院生の忙しい時期を紹介!
大学院生の忙しい時期はこちらです!
- 外部進学ならM1の4月〜5月
- 就活準備をするM1の1月〜3月
- M2の内定が決まるまで
- 修論のデータ集めと執筆のM2の1月〜2月
- 定期的な研究報告会や学会の前
就活や修論、報告会、学会前はどうしても忙しくなります。
これから一つ一つ詳しく紹介していきますね!
外部進学ならM1の4月、5月
もし大学院を外部進学した方は、入学直後から忙しくなります。
新しくなった環境に慣れないといけないためです。
- 研究室のメンバーや設備への慣れ
- 研究テーマの決定と基礎知識の勉強
- 大学院の授業など研究以外の生活
毎日覚えることが一杯で、頭がパンクしそうになります…!
特にぬるい私立大学から有名国立大学の研究室に進学した人は、地獄の生活になるので、心をしっかり強く保ちましょう!
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M1の1月〜3月の就活準備
修士1年の年明け頃から、周りの就活の意識が高くなってきて、徐々に忙しくなってきます。
正直、年明けから準備をすると、SPIなどのWebテスト対策から企業研究、自己分析で時間が足りません。
そのため、夏頃からインターンに行くなど、少しずつ就活しておきましょう。
インターンからの内定もあるので、志望する企業・業界のインターンだけは本当に行った方がいいです。
「dodaキャンパス
M2の内定が決まるまで
就職活動で説明会や面接に行っている間にも、研究は続くので、研究室と企業の往復生活になります。
これがまた大変で、就活が長引くと体力とお金がどんどん減っていき、心に良くないです。
内定が出るまでは、研究を少し離れて就活に時間を注ぐことをおすすめします!
\大学院生の就活情報まとめ!/
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「大学院生の就活」で知っておくべき知識!勝つための戦略や注意点、開始時期などを紹介!
M2の1月〜2月は修論のデータ集めと執筆
卒業までもう少しの、修士2年の1月〜2月は修士論文と修論発表のデータ集めと資料作りに奔走します。
この2ヶ月は鬼の様な忙しさで、修論発表までの毎日遅くまで実験して、測定中にスライドを作っていました。
1週間ぐらい前から、みんなと研究室に泊まったりして徹夜が当たり前になってきました。
それはそれで、良い思い出です。
ここを全力で走り切ると、あとはジョギングみたいなもんです!
定期的に来る報告会や学会でのデータ集めやプレゼン作り
忘れてはいけないのが、定期的な研究報告イベントです。
- 研究報告会
- 勉強会・雑誌会
- 学会
など、研究の進捗や調べてきた論文を発表したり、学会で地方や海外に行くことになります。
学会や勉強会も、およそ2ヶ月前から少しずつ準備していました。
研究報告会イベントは、研究室によって回数や期間が異なります。
- 週に1回で、1人10分程度
- 2週間に1回で、1人30分程度
- 月に1回で、1人1時間程度
- 3ヶ月に1回で、1人2時間程度
などなど…
私は2週に1回20分程度の研究室と、3ヶ月に1回で2時間程度の研究室を経験しました。
前者は前日にちょっとスライドにデータ追加すればOKでしたが、後者は1か月以上前から準備してました。
個人的に短い周期の研究室の方が、1回ごとのウェイトが軽く楽でした。
これらのイベント前も、徹夜したりして忙しいので、心構えをしておきましょう。
忙しい時期は泊まりや終電が当たり前になる
忙しい実験系の研究室の場合、修論や研究報告会などの発表前は、当たり前の様に研究室に泊まったり、終電で帰るようになります。
非日常を感じて、楽しくなる時もありますが、本来徹夜してまで実験するのは異常事態なので、そうならないように気をつけてくださいね…!
ただ、大学院を目指している方は覚悟だけしておきましょう。
研究室の忙しさを知るには研究室訪問して聞くのが一番
- 普段の研究
- 研究報告会
- 勉強会・雑誌会
- 学会
これらの頻度や作業量は研究室によって、ルールが全然違います。
その情報を得るには、実際に研究室へ訪問して院生や先生から話を聞くのが確実です。
研究室訪問の手順やマナー、教授へのアポメールの書き方、当日の流れなどは以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
研究室訪問
大学院は忙しくも充実と成長を感じる日々(辛さも)
修士の2年間は研究、就活、修論と本当にあっという間に終わります。
これまで経験したことのない忙しさや結果を出さないといけないプレッシャー、プレゼンの難しさなど多くの壁にぶち当たります。
それらの壁を乗り越えて卒業した時、あなたはひと回りもふた回りも成長して、社会に出ても自信を持って働けるようになります。
辛いと感じることもめちゃめちゃありますが、そんな時には私でよければ相談に乗りますので、気軽にご相談ください!
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大学院進学や大学院生活でお悩みの方へ。
この記事を書いている私に、我慢している気持ちを相談してみませんか?
ココナラで大学院についてアドバイスを行なっています。
研究室訪問から院試対策、
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